大きな環境変化で変わる生活、子供の心の安定の話のようね。
ガイアの夜明け R3.3.6 LINE新着配信
「ガイア」とは、ギリシャ神話に出る大地の女神のこと、転じて地球自体のことを指す場合もあります。「ガイアの夜明け」とはTV番組です。好きで昔よく見てました。最近久しぶりに視聴すると、自然環境破壊での生活変化を取り上げてました。たとえば、北海道の釧路沖はサンマが豊かな漁場でした。ところが、温暖化のせいで暖水塊(だんすいかい)ができ、サンマが消えたそうです。代わりに、温水を好むいわしが大漁。北海道民は、以前見向きもしなかった鰯を食べる羽目になっているようです。水産業者の工夫で、缶詰・鰯餃子など結構旨いのができてるといいますが……。温暖化は集中豪雨などの水害規模も拡大させました。そこで、開発されているのが、「水に浮く家」です。換気口から浸水があると、特殊な可動板が上に動き、家全体を持ち上げるんです。当然、床下やガラス窓も水の浸入をカットします。「流れていかないの?」と思いますよね。家の外回りに頑丈な船舶係留用ポールが4本埋められてます。そこへ強力なバネ入りワイヤーで繋ぎ止めるのです。実験用に作られた家では、2Fに届くほどの水量にも流されず、浸水もせずでした。家全体を立て替えなくても、浸水防止キット(10万円ほど)の設置で、48時間耐えました。いやあ、やはり人間て凄いですよねえ。感服しました。
ちょっと嫌な話題ですが、昨年の自殺者は2万人超えました。若年層の死因第一位が「自殺」だそうです。この傾向は先進国では日本のみ、さらに嫌なのは、10代が増えている事実です。原因は様々、コロナ禍での外出自粛によるストレス等も挙げられてます。細かなことまではわかりません。しかし、コロナだけ取り上げても、身の回りの環境が激変してきてます。学校給食は黙食、行事は減る、力を合わせて活動するような場面自体が抑制されているんじゃないでしょうか?学校関係者の苦悩、生徒の忍耐、ちょっと考えただけでも想像できます。子供が抱えるストレスは、大人の想像以上で見えにくいものなのかも……。
これからは、古い文化や現状を守りきる人・新技術を生み出す人・変化に合わせ対応力を発揮する人、そんな人物像がより明確に求められるのかもしれません。S.A.活動においては、バスケスキルアップはもちろんのこと、生きる充実感まで届けられるといいなあ、と考えています。
練習生原稿65「シュートの三大カテゴリー」 Sugi Academy R3.2.14
シュートの打ち方を論ずれば、シュート法や場面での使い分けがものすごい数(100近い?)となる。だが、今回話したいのは、同じタイプのシュートを一括りにすると、大きく分類して3つの領域に納めることができるという内容だ。その3つとは、私の分類では次のとおり。
①ランニングシュート系……ドリブルシュートに代表される、走り込んで打つシュート。
②ジャンプシュート系……その場で、あるいは走った後止まってジャンプし打つシュート。
③コンボシュート系……主にレーン内で、ステップを踏み換えたり、ターンを組み合わせたりして打つシュート。①のように走りきって打つ、②のようにいきなりジャンプして打つのではなく、融合させたような感じ。
どれが難しい?と聞かれれば、一般的には①が最も基本的だ。(ただし、難易度の高いシュートもある) ②に関しては、多くの人になじみはあろう。だが、ある程度までマスターするには、かなりの修練が必要。その詳細説明は原稿30(ブログ3/23配信)を参考願いたい。③にも比較的易しいものは含まれるが、全体的には動きが複雑で難易度も高い。レベルの高いDEFに対抗するためには不可欠のスキルである。ここで、それぞれの領域に属するシュートのいくつかを紹介しておこう。全部はとても書き切れないので、そこは了解願う。今後のスキルアップを図る上で、優先的に取り組むと良さそうなシュートを選んでみる。
①ランニングシュート系
ドリブルシュート *初心者は、クローズアップで練習し、身についたらアンダーレイアップを https://saschool-blog.com/?p=632
ハンドオフシュート *2・3歩助走で手渡しパスからシュート
ランニングシュート、スピードドリブルシュート(センターラインから2ドリブルで)
ゴール正面・真横からドリブルシュート、クロスシュート(アンダーレイアップで) https://saschool-blog.com/?p=3319
S.A.瞬間抜き基本形ドライブからシュート、バックシュート(リーチバック・レイバック)、ユーロステップ、ゼロステップ基本形 *ゼロステップ基本形とは、キャッチ後、普通に2歩踏むドリブルシュート(旧ルールでは、3歩と見なされトラベリング)
とりわけ、スピードドリブルはしっかり練習すること。ハーフコートで4回もドリブルしてるから遅いのだ。2ドリブルでシュートが入るなら、スピードが5割増しくらいになる。ただし、突き出しのトラベリングや高くしすぎのWドリブルは厳禁だ。クロスシュートは、できない人が多い。ドリブルで斜めにゴール正面へ進み、ミドルラインを越えるようステップを踏む。ゴールと反対側の手でアンダーレイアップを打つ。普通のドリブルシュートが身についたら、是非やりたい。ボール位置をちょっと変え、オーバーレイ系にするだけで、難易度が急速に上がる。ユーロステップやゼロステップ基本形は、①系では応用技術である。応用は20くらいはあるが、取りあえず2個だけ記載する。 ゼロ・ユーロ https://saschool-blog.com/?p=2173 応用詳細はスポット解説を待ってほしい。
②ジャンプシュート系
スタンディングでのセットシュート(ボウスハンド、ワンハンド)、2mくらいでショートパスミートシュート、パスミートやドリブルストップからのプルアップジャンパー
*ボウスハンドでも悪くないが、スクールでは将来の発展を見通し、女子にもワンハンドを指導。距離は考慮(レーン周りくらい)する。 プルアップ練習法 https://saschool-blog.com/?p=4204
シュート場面でどう使い分けるかとなれば結構な数になるが、シュートの種類そのものは、それほど多くはない。最も基本になるのは、プルアップジャンパー(普通にいうジャンプシュート、真上に跳ぶ)。これすら練習の方向が2種あるが、まずは、普通に深く沈み込んでから跳び、シュートするディップ型(キャッチしながら沈む。停止後じゃない。重要)をしっかり身につけたい。DEFにひるまず向かい、ビシッと打って決められるようになることだ。最近、小学生でステップバックジャンパー(2歩目を普通に止まらず、斜め後ろへ跳んでから打つジャンプシュート。ハイレベル)をやる生徒をよく見かける。12年ほど前、中学生の練習相手として教え子2人が来た。30歳を越えてたが、2人とも強豪大学・実業団でプレイした県レベル上位選手だ。練習終了後、「こういうシュート知ってるかい?」と、ステップバックを紹介した。2人とも知らなかった。だが、さすがに上級者だけあり、このシュートの利便性をすぐ理解した。今では、小学生でも知っているし、ある程度できる。それ自体は悪くないのだが……。私はこのシュートの存在を40年前から知っている。でも、チーム指導で一度も教えたことがない。つまり、ステップバック(キキムーブともいう。由来は省略)は応用スキル。プルアップが未熟なうちに覚えれば、それは「かわすシュート技術」ではなく、単なる逃げのシュートと化す。そういう流れの理解が正しいファンダの積み重ねになり、雑にすればボロが出る。プルアップジャンパーを究極まで詰めたい。その上で使うなら、最強兵器となりえよう。 空の王者 https://saschool-blog.com/?p=1070
③コンボシュート系 *まずは、以下のスキルを身につけよう。ほとんどは、スクール練習で紹介済み。
ステップイン(フロントターンステップ)、ジャンプリバースターン(レイアップ・ジャンパー)、 ロールターンレイアップ、ステップアウトオーバーレイ、アップ&アンダー、スピンレイアップ
③系には、ハイレベルスキルがかなり多くある。上述した物も、いずれスポット解説しよう。
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