バスケ配信  1:1からプルアップジャンパー📷📷😎🙆‍♀️

ブンコーチ
ブンコーチ

最近、ジャンプシュートをよく練習している。期間を空けて何回となく繰り返しドリルするのだが、多くの選手が格好いいジャンパーを打てるようになってきた。しかし、ゲーム中に Bestタイミングでとなると、中上級に上がったばかりのレベルではなかなか難しい。試合中に好例が現れた。皆の意識を高めるには丁度よいタイミング。しかも、S.A.ドライブからの仕掛けであり、優れた動きが手に取るようにわかる。その解説が本日のメインだが、前半部分は初級者のために、ステップアップの練習法を記載した。強烈な武器となるので、是非多くの人が正しくドリルしてほしい。初級から上級まで広く読める内容となった。

練習生原稿特別号「Jump Shootのファンダstep」    Sugi Academy R4.12.15

敢えてこのタイミングで特別号を出した。最近、ジャンプシュートドリルを多めにやっており、スキルアップの著しい生徒達に、是非学んでほしかったからだ。「空の王者 ジャンプシュート」R3.3.23配信では、ジャンプシュートの詳細を述べた。その再読を勧めるが、本稿では主に、ドリル法の具体プルアップジャンパーの脅威について説明しよう。 空の王者 https://saschool-blog.com/?p=1070 

コーチM
コーチM

R7.12.13追記 S.A.理論では「ストップジャンパー」と「プルアップジャンパー」という呼び方を区別してるわ。スキルアップすれば、どちらも同様の技術なんだけど、未熟な内はジャンパーの完成度に大きな差があるのでBunコーチはそれらを違うシュートとして昔から分けているようね。緩めのスピードから止まって打つジャンパーをストップジャンパースピードドリブルからのストップで真上に跳ぶものを「プルアップジャンパー」とし、難易度や使用法で分けてるんですって。

ジャンパー(ジャンプシュートのこと)の強みは、ブロックされにくいこと。その詳細は上のブログで勉強を。まずは、シュート練習の順番。ミニ中上級から練習始めていいけど(目安は4~5年生)第1段階としては、ゴール下で軽くジャンプし、頭上からシュートする(その前に、スタンディングでのプッシュシュートを練習すると、慣れやすい)。これが最初である。この構え方でシュートできないと、本格的なジャンパー練習には入れない(S.A.では、女子にもワンハンドのジャンパーを教える。初級のドリブルシュート練習で、クローズアップシュートをやるのが最初のファンダ)できた人だけが、次のジャンパー練習に進める。第2段階ではワンドリからジャンプして行う。シュートは、ゴール両側で1回に数十本、1~2週間くらい続けて打つ。stepの仕方は幾つかあるが、最初の内にやるべきなのは1つだけ。決して自分勝手なステップを踏むんじゃない、NBAのマネなんて論外ろんがいだ。先にくぎを刺して(あらかじめ注意して)おく。足はスクエアを意識してストライドストップでシュートする、これ絶対。それがS.A.流と上述のブログに書いた。ストップ・ジャンプ・リリース全てが不自然じゃなくなったら、次は第3段階。左下図のように、パスミートから短い距離(2mくらい)のシュート練習。この時には、ゴール下正面からパスしてもらい、クオーターミートでキャッチ、そして跳び上がりシュートする。 ミートの仕方 https://saschool-blog.com/?p=3205 第3段階に入る前に、「正面から真っ直ぐパスを受けて、1・2のスクエアストップでシュートする練習」を入れてもよい。リトルにはその方が丁寧だ。

ボールを構える位置は、だいたいおでこの斜め上。もっと高く持って行ければ凄いけど、遠くまで飛ばないしコントロールも難しいんですって。あと、顔の真正面よりボール半分ほど横、肩の前くらいがいいそうよ(右利きなら右肩前)。肩の動きを少しでも楽にするためという理由なんですね。でも、ブンコーチはこうも言ってたわ。「シュートの打ちやすさは、人によって異なる。私なんか真正面でも気にならないしね」「歴代の名シューターにも、ずいぶん変則的フォームの選手はいたぞ」と。

だから、原則を大事にしながら、やがては、自分に合った打ち方を試行錯誤しこうさくご(いろいろ試す)すればいいんでしょうねえ。ただ、ボールをリリースする際に、人差し指と中指をリングにまっすぐ向けスナップするように言われたわ。距離や方向性をより正しく行うのに大切なんだそうよ。

ミートの歩数は?  外足から動くときは「3歩」か「5歩」両方練習する。内足から動くなら「2歩」か「4歩」。もっと歩数を増やしても悪くはないが、不要だろう。

一部の例外は除き、小学生や中学女子では、ペイント(フリースローレーン)周辺から打って入れば十分である。体力的にもそれ以上は困難、無理してフォームが崩れたら何の意味もなくなる。やたらと距離を伸ばしたがる生徒多いので厳重注意だ。

さて、ドリブルプルアップジャンパーに、話を進めよう。「プルアップ」とは「引っこ抜く」という意味。スピードでドリブルしてるのを急にストップ、真上にジャンプしシュートするんだ。この際の止まり方などは、ミート練習の時と同じ。そのまま発展として使用可能。シュートするときのシチュエーションは、3つに大別できる。
①完全にDEFを抜き去っている場合
②一応抜いたが、追いかけられて、DEFがあまり離れずついてきてる場合
③粘るDEFを抜けず、ドリブルコースに先回りされる場合

①は無論シュートが打てる。イージーレイアップだって考えられ、特に問題ない。②は危ないケースだ。ちょっと抜けてるので打てそうに思うだろう。でも、ジャンパー打つときは跳び上がる。その間に、上手なDEFは、ボールめがけてジャンプしてくるんだ。すると、ドンピシャリのタイミングでブロックされること結構あるぞ。そして今日最も話したかった③のケース。それは次の図を見てほしい。

ドリブラーとDEFとのストップ時差

止まったDEFは、あわててシュートブロックに跳ぶかもしれない。だが、「時すでに遅し」ドリブラーはもう空中に舞い上がっている。どれほど反応の速いDEFでも、ボールにかすることさえ難しい。DEFの身長が25~30cm位でかければ、跳び遅れてもブロック間に合うかもしれないが、10~15cm差ほどならほとんど無理である。だから、シューターは素早いジャンプが大切。遅いほどブロックに捕まりやすい。当然難易度は高くなるがね。

メンバーへ12/20ライン送信した、Rのシュート動画をもとに、連続写真による分割解説を作ってみた。詳しくは、各静止画の説明を見てほしい。一連の動きの中に、S.A.スキルがふんだんに出てくるぞ。

①1:1開始 右から左にチェンジ ②DEFの右足に注目  ③左足ストップから、再度フロントVで右へボール移動 この①場面、ルーズDEFの距離なのでとても抜きにくいRのスピードにDEFがうまく対応している(小中だと規定違反だろう)

DEFは、③④でスライド。「出だしのクロスステップは厳禁」をしっかり守ってる。Rは、フロントチェンジでボールを右に移動すると同時に、右足を踏み出した。この足を「モーションステップ」と呼ぶ。実はこれ、多くの人が正しくできない技。殆どはボールが右手に入ってから踏み出すんだ。Rはボールが床で跳ねた瞬間くらいには踏み出してるだろう。速さ段違い、これが「瞬間抜き」の最終ポイントだ。 
      

DEFの右足が前に出てたので、右ドリブルからチェンジし左抜きを仕掛けた。しかし、②のようにDEFのスイングが速い。そこでRは、左足ストップから再び迷わず右にドリブルチェンジしたボールの低さ・速さがわかるだろう。だから、あっという間に、チェンジが完了、③ではすでに右足を踏み出し始めてる。

④右ドリブル開始        ⑤DEF左足に注目     ⑥Rの身体傾きとDEF

DEFステップ スイング  https://saschool-blog.com/?p=2575

並のDEFなら、④の段階でもう抜かれ勝負はついてる。しかし、⑤のようにスイングの反応が大変いい。なかなかの好DEF。それでもRは勝負に出た。ドライブ姿勢を見よう。鋭く前傾ぜんけいして、常日頃言われてる重心移動が素晴らしい。あたかも、世界陸上100m走のロケットスタートだ。

⑦粘るDEFとの対決     ⑧プルアップへの切り替え  ⑨Rの足に注目

⑧で止まるRの歩幅が広い。スピードがあるので、狭いと身体が前につんのめる。このあたりの技術は、「超速ジャンパー QSJ」とは対極たいきょく(正反対)にあるものだ。まずは一般的なストップジャンパーそれからプルアップジャンパーを身につけよう。プルアップジャンパーは易しくないが強烈。そして可能なら、QSJへと発展を……。 QSJ https://saschool-blog.com/?p=7239

⑦ではまだ抜けてない。本当によく付いている。だが、DEFとの間に距離がある。そしてDEFは、走って追いかけることのみに神経が行っている。だからRは、⑧でプルアップジャンパーへ切り替えたんだ。⑨のストップもスクエアになってるね。

⑩プルアップジャンパー開始   ⑪DEFの足と手に着目

⑩のストップ姿勢(椅子に座るイメージ)が参考になるね。

⑩を見よう。Rのシュートが始まってるのに、DEFはまだ走ってる。完全に押し込まれてるんだ。これこそが、ストップジャンパーの秘訣。もちろん、プルアップなので真上に跳ばねばならない。相当確かなストップ技術が要求される。⑪でDEFはようやく止まった。これほど優れたDEFでも対応が困難なのだ。

⑫DEF62のブロック       ⑬シュート完了

軽視されるストップ技術 https://saschool-blog.com/?p=3205

⑫でDEF62は、まだ諦めずシュートの邪魔をしようとしてる。なかなかのファイトだが、いかんせん間に合わない。ボールはすでに、Rの手を離れゴールへ向けて飛行中だ。このタイミングでシュートされたなら、190cm以上のDEFでもブロックは困難であろう。もちろん、シューターとの距離やストップから反転しブロックに跳ぶスピードなど、いくつかの要素があるので正確なことは言えないがね。だからこそ、DEFはスピードを磨くし、それに負けじとOFFも頑張るんだ。この例では、ヘルプDEFもまとめてやっつけた。

昨今の3P全盛の中、ペリメーター(ペイントと3Pラインの間)において、プルアップジャンパーをやれる選手が激減してるように思う。そしてこれは、NBAにおいても同様。つまり、1:1最強技の1つともいえるスキルの希少価値が、さらに高まってるという意味である。

R7.12.12追記 連写解説①~⑬の動画映像である。本記事に興味を持って訪問してくれる方がとても多いこともあり、改めて動画をアップした。

1:1での駆け引き、低くて速いドリブル、鋭いロケットスタート、安定感のあるストップ、クイックなジャンパーと、ほぼ文句なしのプレイが展開してる。分解写真のそれぞれとよく比較してみると良いだろう。ミニ・中バス生が3Pに関心を持つのは悪くない。だが、効率重視のシュート理論に惑わされ、長距離砲ばかりに目を向けるのは賛成しかねる。何より安定感の欠損が問題なのだ。プルアップジャンパーとて易しいスキルじゃない。だが、ドリルすれば多くの選手が可能だ。ごく一部の高い身体能力者だけのスキルにしてはならないね。  

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