バスケ・デイリー配信  「ストップ下手の上級者なし」「お薦め日帰り旅④ 白樺リゾート付近案内」

お薦め日帰り旅④ 白樺湖周辺  R4.8.3 LINE新着配信  アート・レジャー・自然景観の融合

白樺リゾート、池の平 ホ・テ・ル」というCMで同じみの白樺湖。シーズンなので周辺を紹介しましょう。場所的には、4.6.2配信の八千穂高原と、八ヶ岳を挟んでほぼ対称の位置にあります。中心をなすのは、白樺ハイランド、遊園地ですねえ。ディズニーのようにはいかないでしょうが、いろんな乗り物・アトラクションあり1日楽しめます。イベントによりますが、昔娘達とらくだに乗ったこともあります。湖畔のミュージアムが充実、テディイベア博物館や世界の影絵美術館もあります。藤城清治さんの影絵を展示した美術館、作業の細かさやその美しさ、鮮やかで心温まる作品群には目を見張ります。作品完成まで1ヵ月近くかかるのが当たり前、中には2~3年なんてのも。作品作り体験など出来るし、無論ショップも充実。ここお薦めですね。白樺湖周辺には木道が整備され、ゆったり歩いて回ることが出来ます。のんびりです。南岸には立ち寄り温泉、湖面を見ながらの露天浴は爽快です。

近所には大自然が広がり、何カ所も行くべき場所があります。その中の一つ、車山高原を紹介しましょう。白樺湖からほんの15分くらいで行けます。七月ならニッコウキスゲの黄色がいいです。リフト乗り継いで山頂まで行くもありですが、麓のビーナスラインを進んでいくだけで、深~い谷と山々の見事なコントラストに出会えます。遙か下方には諏訪の街も……。息を飲みそうという表現が当たります。見物用の広い無料駐車場に車を止め、のぞき込んでみてほしいです。もう「爽快」の一言でっせ。グランドキャニオンは遠いですがここなら……。ただ、標高が高いので、ガスがかかりやすいのが難点。白い世界に変貌します。好天日を選びましょう。食事も充実、どこで食べても結構外れは少ないかなと。

練習生原稿91「軽視されるストップ技術」   Sugi Academy R4.6.1

いろいろな動きがバスケにはあり、これまでも随分紹介してきた。今日は,一風変わった「止まり方の技術」ストップスキルに関してである。ほとんどの人にとり関心の薄いスキルであろう。だが、これが下手な奴、まず一流にはなれない。主に小中生に読んでほしい内容だが、スキルアップしてきた高校生にも必要な知識だ。心して読もう。

ストップが下手だと、何が困るのか?上手く止まれないということは、止まる際バランスを崩してるという意味。その後、シュートするでもパスでも、次の動作が完全に遅れるんだ。遅れるだけじゃない、シュートミス、パスミスが待ってる。トラベリングする可能性だって高い。辛うじてセーフでも、素速いDEFに詰められてボールを取られるなんてことに……。安定したストップは、その後の動作の成功を保証するものだ。ある女子高校へ行き練習を見始めた。すぐ、一人のストップの上手い選手が目にとまった。「あの子ストップバランスいいねえ」と私が言うと、「うちのエースです」とすかさず監督の一言。そんなものである。

さて、ストップスキルの具体に入ろうか。大きく分けると、止まり方は2種類。ドリブルから、パスキャッチから、いずれからでもだ。「ジャンプストップ」「ストライドストップ」という。馴染なじみある言葉だろうが、とりわけ「ストライドストップ」は奥が深い。2種の簡単な違いは、両足同時に止まるか、片足ずつ順番に止まるかである。ジャンプストップは、空中に跳ねて両足同時に床へおりる。パスやドリブルの場面なら、ボールを空中でつかんでおりるのだ。右足踏切り→両足着地、左足踏切り→両足着地のどっちかである。

話が飛ぶが、ストップ方法とシュート動作は、非常に関連が深く切り離せない。だが、今回はあまり話を広げず焦点を絞りたいので、解説は1つだけにしておこう。ジャンプストップは正規の技術であり誤りじゃない。だが、動作を減速せず完了できない点にデメリットがある。シュートステップをジャンプストップでやる人もかなりいる。だが、ジャンプシュートの動作にはスピードが求められるため、僅かでも優位性を考慮し、私はほとんどジャンプストップを用いない。しかしながら、フラッシュでのフィードなどには大変有効、ポストアップでのターンアラウンドシュートには是非使いたいスキル。どっちの足でもピボット出来るからだ。

いずれの場合も、しっかり2歩で止まることが重要。ボールを掴むには(ドリブルでもパスでも)、1歩目の足が床に着く前に、空中で取るようにする。

但し、これはファンダドリルでの話0ステップを使った応用技術では、ちょっと異なるので要注意だ。R3.11.30配信ブログ参照 https://saschool-blog.com/?p=2173

上図のストップでは、止まった時左右の足が前後している。次にやるのは、順番に止まるんだけど、足先がそろう止まり方「スクエアストップ」だ。

左・右と止まっても、右・左で止まっても、最後は上図のように足が揃う。これ、S.A.ではかなり重視しているストップ。足の幅は、肩幅と同じくらいだ。一般的には、片方の足が僅か前に出るよう止まることが多いかな。それはシュートハンド側の足を少し前に出す方が、肩が動きシュートしやすいから。でも、……。キャッチ&シュートを例に話す。シュートハンド側の足を前に出して止まると、右→左で止まる時と左→右では、ストップの仕方に僅かな違いが出る。また、右に記載したクオーターミートでは、右から来た場合と左から来た場合で、足の置き方がはっきり変わる。そんな微々たる不整合・遅延をも排除したい、それがS.A.流だ。
最後は、止まりながら身体の向きを90度ねじる「クオーターミート」。図のように左から走ってきたら、左足・右足の順で左方向を向いて止まる。← 右方向から走ってきたら、右足・左足の順で止まる。最後の形は同じ。この クオーターミートはストライドストップとターンを同時にやる重要スキル。素速くシュートすることが可能だ。通常、パスを受けながら止まり、そのままジャンプシュートすることが多い。むろん、ドライブに切替えも出来る。

クオーターミートは、全力疾走からでもストップ可能な優れ技だ。全力ドリブル・全速パスミートでのストップに有用。右から走れば、右・左の順。でも、これを左足・右足のように止まる人が結構多い。絶対やめてもらいたい、クオーターミートの長所が打ち消される。左足の位置を少し下にずらし、そこへ右足を合わせ、3歩で止まる人もいる。これはもはや、クオーターミートではなく、別物のストップだ。NBAとか見てると、いろんなストップを見かける。使用用途に応じて各種あるんだが、彼らは基本を十分過ぎるほどドリルした上、目的を理解し使い分けている。よくわかっていない小中学生の中級レベル者がやるのとは訳が違う。適当な見よう見まねが横行する情報過多の現在。重要性の順序を間違えてはいけない。原稿タイトルに「軽視される」と記述したのは、そんな意味も含まれてるのだ。

上級者のための付け足し。ストライドストップ系の発展スキルを、3つほど紹介しよう。インサイドフットリアターン(ワンレッグリアターン)・フロント(パンチ)ストップ・ポップアウトストップ(ターン)だ。

インサイドフットリアターン(ワンレッグリアターン)

前方からのパスを受けるとしよう。自分の右側真横にDEFが付いている。右足を踏み込んだ次の瞬間、浮いた左足でリバースターン(ロール)する。そして右手でドリブルに入る。初めは、両足が着いてる状態でキャッチ、そこからターン練習するといい。

フロント(パンチ)ストップ

主に、ドリブルストップジャンパーで使う技術。スピードドリブルで、思い切りDEFを押し込み、ストライドストップ。DEFが下がって離れた瞬間、前足を引いて戻しシュートする。まずは、ドリブルプルアップジャンパーを鍛えるのが先決。順番間違うと役に立たない。 プルアップジャンパー https://saschool-blog.com/?p=4204

ポップアウトストップ

プレスされパスをもらえないときに使う技術。自分の左側をきつくプレスされてる場面。左足を踏み込んだ直後、右足を右横方向に踏み出す。その次、左足で大きくクロスステップ、続けて着地した左足でジャンプ。空中で前方からのパスを受けながら反転して、右・左足の順で下りる。高難度

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