世界NO1レストラン R3.11.30 LINE新着配信
2019/6/25、2019年版「世界のベストレストラン50」がシンガポールで発表されました。1位を獲得したのは、フランスのコート・ダジュールにある、ミシュラン三つ星のフランス料理店『ミラジュール』。意外にも、フランス料理店が世界一になるのは初めてのことです。
シェフはアルゼンチン出身のマウロ・コラグレコさん。フランスの名シェフ4人の元で修業をし、2006年に自身の店をオープン。1年を待たず1ツ星を獲得。 2009年には、フランス人以外のシェフとして初めて「Chef of the Year」を受賞。2012年ミシュラン2ツ星、2019年3ツ星獲得。『世界のベストレストラン』でNo.1シェフとなりました。ミシュランガイドといえば、レストラン・ホテルなどの格式を表すものとして有名です。店の料理については、星の数でその評価が表されます。(星といっても、実際はアスタリスクのような形)ちなみに、その意味は、
3ツ星 そのために旅行する価値がある卓越した料理
2ツ星 遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
1ツ星 そのカテゴリーで特においしい料理 です。
覆面調査員が数回訪れて評価するとか言われますが、実態は明瞭ではなさそうです。仮に一回行って食べただけでの評価ならば、全メニューがわかろうはずもなく、信憑性はどうなんでしょう。疑り深い私などは、ついそんな見方をしちゃいます。まあ、よくはわかりません。
ミシュランの星やガイドブックのために働いているわけではないとコラグレコさんは言います。ゴールは、レストランで食事をするお客一人一人が幸せを感じるということ、その情熱は星を取る前も後も、全く変わりないのだと。しかし、現実は厳しいです。世界各国からの予約はひっきりなし、客の期待値は、否応なく上がります。それに応え続けるには現状維持ではダメ。常なる進化が求められるのです。コロナで現状は様変わりでしょうけど……。
コート・ダジュールのマントンに店を構え、地元食材を吟味し続けたようです。少しずつ、地元生産者達とパイプを太くし、それが彼の料理食材となったのです。また、野菜については日本の自然農法に深く感銘を受け、自然農法で野菜を作っています。店で使用する約半分の野菜は、自分たちの畑でまかない、残りは、南仏の素晴らしい生産者から購入しているそうです。
名シェフ達から学んだ多くのスキル・ハートを大事にしながらも、それまでのレシピを捨て去り、地元食材を最大限生かせるメニューにチャレンジし続けました。その結果が、世界一です。このような勇気は、バスケの練習にも置き換えられますよね。「確かな基礎技術の上に、たえまぬ進化を求める」その努力を偉人から学びたいと思います。
練習生原稿78「ゼロステップの理解と活用」 H30本原稿より抜粋 Sugi Academy R3.8.27
2017.8.15付けでFIBAより通達のあったルール改定。主はアンスポーツマンライクファウルとトラベリングの変更。とりわけ、トラベリングに関しては従前のルールと大きな差異がある。その適用は、国内一般ゲームでは2018.4.1からとなっている。(中学は全中終了後から)そこで今回は、トラベリングの変更点をはっきりし、ドライブスキルとの関連について論じてみることにした。 *以下、混乱を避けるため、以前のものを旧ルール、改訂後のものを新ルールと呼称する。
「動きながらフロアに足がついた状態」でボールをコントロールするというのが、「ゼロステップの成立条件」で、それ以外の場合は旧ルールどおりなのだ。0カウントの採用は、変幻自在なステップの可能性を広げる。特に、ビッグマンに支配されがちだったペイントエリア内での勝率向上へ、大幅貢献度UPしそう。だが、そのため、歩幅や角度を操る技術は不可欠。一層のボディコントロール技術、とりわけ、エクスプロージョンステップやサイドキック系の重要度が高まるに違いない。きっちり練習して新技能を身につけるならば、技量は飛躍的に伸びるといえる。下記はユーロステップについての説明(ファンダ伸長の観点から、中上級者以上で実施。中級レベルでは、やるべき事が他にもっとある)。
上図で、0歩目の着地直後にボールをホールド。この時にはまだ、右抜きを狙っている。もし、DEFの動きが遅れるなら、そのまま右を抜く。そういうリアリティ(R3.1.2ブログ)が重要だ。その迫力にDEFが反応したならば、1歩目を左方向へと踏み換える。そしてそのまま2歩目を踏んでジャンプし、左手でレイアップシュート。この急角度の方向変換は、まず止められない。0歩の段階で右方向にヘルプDEFがいる場合にも非常に有効なステップとなる。「Spot解説 ユーロステップ」https://saschool-blog.com/?p=3274
これ以外にも、新ルールを活用した「0ステッププレイ」を、S.A.では11種ほど準備してある。いずれ、SPOT解説等で紹介することになろう。革新はスクールの目指すところだ。ただ、革新は伝統の上に存在する。旧来のステップがファンダである事実は揺るぎない。リトル指導で旧ステップを徹底するのを怠ってはならない。基礎が身につかないうちにあれこれやると、招くのは混乱だけだ。審判技術の問題もあろう。ルール上正しいプレイでも、審判の未熟が原因でぶち壊しになることは、とても多い。そんなピンチの時にも、ファンダがしっかりしてれば十分対応可能なのである。
コメント