バスケ・デイリー配信  「パスランの後どう動く」「微生物のスーパーパワー」

超進化論   R6.11.23 LINE新着配信  

NHKでは、5年以上の歳月をかけて植物・昆虫・微生物を取材。40億年前に誕生し、今も進化を続ける「微生物」の秘密を明らかにしています。私は過去ブログにおいて、ぺスト菌やエボラウイルスなど幾つも書いてきましたが、微生物はどちらかと言えば悪者扱い。それを今回、見直してみましょう。

たとえば、胃がんの大きな原因とされていた「ピロリ菌」についてです。米ラトガース大学 先端バイオテクノロジー・医学センター所長のブレイザーさんは、長年ピロリ菌を研究、胃がんを引き起こす仕組みを解明しました。しかしその後、ピロリ菌には胃食道逆流症や食道腺がん、アレルギー、喘息ぜんそくなどを抑える働きがあることを突き止めたといいます。

私個人も、8~9年前にピロリ菌の殺菌をしました。胃がん発生率が3~4割低くなるという話で。当時は多分、ピロリ菌は悪役でしかなかったんでしょう。1.2年ほど前に聞いた話、世界の健康を推進するWHOが、コロナワクチン接種に触れたNEWS。ずっと推奨すいしょうしていたワクチン接種3回目について、子供や健康な大人は「推奨しない」と方針を変更しました。副反応の危険度を優先したのかもしれません。細かいことは知りませんが、左様に真実らしきことや常識ってよく変わります

未来に何が待ち受けてるんでしょう??怖くもあり楽しみでもあります。不死は要らないけど、もう200年ほど不老になりませんかねえ。時代の大きな転換点を2~3回見られそうです……。

練習生原稿133「パッシングラン&After move」     Sugi Academy R6.7.4

ドリブルとは別に、カッティングで攻める方法がある。ボールを持たず動くから、比較的容易で、意外にシュートチャンスを手にすることが出来る。また、直接ボールに絡まなくても、DEFを引っ張りオフバランスを生み出しやすい。問題はこれを「いつどこでやるか」「その後どうすればいいのか」だ。

改めてカッティングの意義をまとめてみよう。
①リターンパスを受け、シュートに繋げやすい。単純だが有効な動き。
②カットでDEFを引きつけ、ヘルプやRebなどをやりにくくする。
③ルックアウェイをつけば、思わぬノーマークを手に入れられる。
④パッシングゲームに不可欠なドラッグを生み出す。
⑤ポストアップに繋がるカットでは、ペイント内に混乱を生み、攻撃チャンスをもたらす。
⑥新たなスペースを作り出し、OFF展開の自由度が高まる。

「いつどこでどうやるか」というテーマも掘り下げねばならないが、これまでの原稿の中、何らかの形で触れてるものが殆どである。それゆえ今回は、カッティングした後の動きに焦点を当てて説明しよう。カッティングにより、オフェンスバランスが崩れることは避けたい。原則論であるが、OFFプレイヤーどうしの間隔は、5m以上が望ましいと言われる。パスを捌くにも、1:1を仕掛けるにもやりやすい。一時的にスペースが狭くなることはあるが、再度広げるのが大事なんだ。多くのチームではこれが出来ない。大雑把おおざっぱに表現すると、
初級チーム カッティングせず、立ち止まってる選手が殆ど。動くのはボールマンのみ。     中級チーム 多少カッティングは見られるが、無目的かつ動きっぱなしで終えてる。 
上級チーム 意図いとを持った動き、連続性も見られ、動きによるDEFの混乱効果もある。

ただし、育成年代では、上級といっても課題は多い。いい動きしたつもりが味方の邪魔になってたなんてことは茶飯事さはんじである。よく起きがちなまずい例をあげ、説明しよう。

 図1

BがC○ヘパスし、青線→のようにカットインした。これ自体は良い、簡単にシュートチャンスを得られることもある。しかし、Cからのパスが入らない。そんな時、カッターが部分で止まってしまい、うろうろしてること多いだろう。すると、パスを受けたCが困る。1:1やりたいのに味方BとそのDEFが、ドリブルコースを塞ぎ邪魔なんだ。中バス以上も頻繁にある。

 図2

パスランを狙った良いOFFだったが、これでは結果的にチームにとってマイナスだ。ここで問題視したいのは、CからBへのリターンパス。こういうパスをしっかりさばける人、出来ない人の差が顕著である。中・高生見てて、「えっ、これパスできないの?」と思うことが多い。カッティングとパスはセットで学ばねば役立たない。パスラン失敗で止まるにしても、Bがローポストでポストアップし再びフィードを狙うなら、これは価値のある攻め方だ。新たなOFF場面となる。ただし、Cがそれを歓迎するかは不明、自分で攻めたいかもしれない部分で止まらずに動いた場合、どんなパターンが考えられるか?まずは。付近で止まるパターン、これも結論言えばダメ。狭い所に合計6人、Cの1:1はとりあえずできるが、ドライブをヘルプされやすく、ゴチャゴチャして味方がRebにも入りにくい。

ムーブ①は、Aが赤線 のようにドラッグ、Cからのリターンに備えてる。がら空きのトップポジションへとBはCカットで戻った。セーフティバランスもいい。それを更に大きくやったのがムーブ②、デカいCカット。もしここで、D○が 紫線のようにラテラルカットすれば、Cの1:1だけじゃなくポストフィード、C→A→D パス、ウイークからのカットイン等、OFFバリエーションは豊富になる。良き After move は活力をもたらすね。

ブンコーチ
ブンコーチ

もう少し付け加えようか。上の図2で、内に止まるのはよくなかったよな。でもBが、その直前でローポストに立ったとしたらどうだろう?コーナーの味方は、Bすれすれを走りウイークサイドスクリーンを展開できる。ノーマークでゴール前にダイブ、Cのフィードで楽に2点ゲットだ。もう一つ話そうか。

下の図ムーブ②で、BがCカットを途中で止めDのいたエルボーへ入ったとしよう。それならOFF間のスペースは保たれ、両エルボーのWポストとなる。Aにパスが戻れば、彼はフィードの選択肢をD.Bの2つ持つことができる。これらの動きで確実に得点できるとは限らないが、可能性を十分残してるんだ。

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