熊の危険回避 R7.4. 4 LINE新着配信
そろそろ、冬眠明けの話題が出そうな時期となりました。ハイキング・山菜採りなどの機会もあるでしょう。そこで一足早く対策に触れてみましたよ。まず一番は出会わないための予防策。「一人で野山に入らない、複数人近づいて歩く」「音を出しながら歩く、鈴・声・拍手など」「足跡・大きな糞などを見つけたら、すぐ立ち去る」「早朝・夕方は活動が盛ん」これらを知ってるだけでも役立ちます。
しかし、それでも出遭ってしまったときにはどうするか?これが絶対というものはないのでしょうが、専門的に研究してる人によれば、次の点がやってはいけない大事なことです。
①悲鳴など大きな声を出す。熊を刺激することになります。
②走って逃げる。これも刺激になりますよね。ちなみに熊の速度は50km/時にもなるんですって。ウサインボルトでも逃げられない。
③死んだふりをする。これ、昔からよく言われるけど「絶対ダメ」のようです。
④目を合わせるのもストレスになるらしいです。
これらに気をつけ、目を合わさずゆっくりと後ずさりしながら、熊との距離を取ることが対策のようです。思い切り不幸なのは、至近距離で遭遇し襲われたときです。ただ、黙ってても大ケガは必至でしょう。いくつかの過去事例から言えそうなのは、「死に物狂いで反撃する」こと。堅い金属製のものなどあれば、熊の身体のどこでもいいので(場所を選んでる余裕などない)思い切りぶったたくんです。熊も痛さは感じるらしい、怯んで襲うのをやめ、躊躇いつつも立ち去るケースが多いようです。人にばったり出会い興奮気味の熊。我を忘れて襲いかかっても、人の少しの抵抗で我に返るということなのでしょう。まあ、素人には確実な撃退法などないですが、「最悪のケースで試す方法」として、覚えておくと良さそうですね。
練習生原稿136「クイックパスプレイの習慣作り」 Sugi Academy R6.8.22
クイックパスプレイの定義から入ろう。「パスが強くスピードがある」も含まれるが、それ以上に重要なことは、パスの展開そのものが素早いという事実である。1回1回のパスが強くても、持ってる時間が長ければパス回しは遅くなる。そこが大事なんだ。「パスが強くスピードが速い」ためには、十分なパスドリルを繰り返す。そこでは、姿勢・体重移動・正しいモーションなどが問題となり、ファンダパスは十分身につけねばならない。その際、「クイックパスの養成」という面において、S.A.の指導で留意してるのは「パスモーションの大小」だ。
プッシュパスの例を挙げ説明しよう。プッシュパスが低年代でどれほど指導されてるかは知らないが、指導が入る場合、ボール(肘)を後ろに引いて投げる、と教わるのが普通だろう。上の年代でも、多分そう教える。だが私の指導はこうだ。「バックスイングをせず、そのままプッシュせよ」モーションを大きくした方が強いパスにはなるが、「引いて・返す」距離が必要となり、その分パス離れが遅くなる。これはキラーパスのフィードにとって致命的なんだ。きっちりドリルすれば、ほぼノーモーションでも結構速いパスは出来る、小学生もね。「できない」ことが「やらない」ことに起因すると認識しよう。S.A.生はよく分かってる人多いだろうが、「ヘッドパスは腕を振らない」それがカットされない秘訣なんだ。もちろん、クロスコートパスで使うときなどは大きく振るが、それは使用目的そのものが違う。使用頻度の高いチェストパスはどうなのか?これは、かなり長めに飛ばしたり相当な強さを求められたりする場面が多い。だから、しっかりしたモーションで投げねばならない。どうしても幾分動作は大きめだ。だが一方で、「クイックチェストパス」というのもある。キャッチからの引きを最小にしたまま返すパスだ。難易度は上がるが、通常のチェストが十分出来るようになれば、ドリルしておくと役に立つ。
さてここからは具体的な練習法に入ろう。だがね、普通のテンポでパスする練習をまずは十分やりなよ。「クイック」を狙いにすると、1回1回のパス自体が雑になる傾向は、どうにも避けにくいんだ。クイックとは「正しくて速い」こと、練習にあたり常に警戒すべし。

2人ドリル……友人と2人でもやれるので、試してみるといい。
◎10秒パス…チェストパスやプッシュパス、10秒間で何回できるか。
◎ツーボールチェストパス…バウンドとノーバウンドを交互に行う。
◎ツーボールプッシュパス……左右を交互に行う。2人が同時にパスするので、結構厳しい。

◎ショートパスランニングシュート(チェストパス)
通常のランニングシュートの距離をグッと縮める。普通はセンターラインくらいからやるが、これはファウルライン辺りから。リリースを即座に。
◎クイックチェストツーメン
クイックチェストパスを使い、シュートまで行く。2人の距離はレーン幅以内、強くて早い(速い)パス。
3人ドリル
◎ボール2個トライアングルパス……場所は移動せず、パスを回す。かなり上達すれば3個もあり得るが、ミスると危ないので要注意だ。 ◎トライアングルミートパス
パスはチェスト、三角形の1辺を短めにする。ボールはレベルに合わせ1~3個まで。レシーバーは50cmミート。パス後は逆サイへ動く。
◎トライアングルカットパス
パスはインサイドプッシュパス。右図のようにローテするが、かなりハイレベルだ。パス後は最後尾へ。

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