時を忘れる宝石の湖 R2.5.5ライン配信済み
レイク・ルイーズ(Lake Louise、ルイーズ湖)は、カナダアルバータ州のバンフ国立公園内にある湖及びその近くにある小村の名前です。氷河から解け出た水に含まれる岩粉により、湖は独特なエメラルド色をしています。湖周辺ではハイキングや登山の他、スキーを楽しむこともできます。水面の標高は1536m 。
湖名の由来は、ヴィクトリア女王の四女であり、カナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータ。アルバータ州という名前も同様ですね。
湖畔に建つのが「シャトー・レイクルイーズ」。世界有数のリゾートホテル「バンフスプリングス」とともに、カナディアンロッキー屈指の高級ホテルです。8月中旬というのに、人々の出で立ちは様々。私は半袖にジャケット、半袖ポロシャツ姿、長袖にベスト、中にはダウンジャケットの人も。それほど寒暖差が凄いのでしょう。それにしても、とびっきりの景観、生涯一度の贅沢でした。宝くじで5,000万円当たったら、もう1回行きたいなあ。でも、無理ですかねえ。前回は3mくらいの距離でエルクと遭遇、車を降り見つめ合っても逃げないんです。バーチャルトリップしながら、レンタカーで走ってみよう……か。今度は、グリズリーに出会えるかも。*アイキャッチ画像も、同じレイク・ルイーズです。
練習生原稿92「クロスシュートの意義と練習法」 Sugi Academy R4.6.16
ランニングシュート系で、まず学ぶべきはクローズアップシュート。そして、アンダーレイアップ、オーバーレイアップと進む。しかし、オーバーレイの前にドリルしたいシュートがある。それが「クロスシュート」だ。一体どのようなシュートなのか?簡単に言えば、アンダーレイアップの変化型。ドリブル方向やシュートの位置が少し変わり、難易度が高くなる。次の図を見よう。コート左から行く場合には、右手ドリブル・右手シュートである。
このシュート、アンダーレイに形は似てるので、無茶苦茶難しくはない。ところがだ。実際これを生徒らにやらせてみると、どうにも格好が悪い。「え~っ」と思わず叫ぶBun爺。やったことのない形態のシュートって、やはり難しいんだねえ。やり始めたばかりは、誰もが変テコだった。まあ、今現在(6月当時)ジュニアメンバーは全員出来るが……。
この図の位置から1:1を仕掛けるとき、DEF左を抜けるなら普通のアンダーレイに行けるだろう。だが、右側しか抜けない場合もある。そんな場面で苦しいレイアップシュートを打たねばならなかった経験が、結構あるんじゃないか?当然シュートはミスするよね。ゴール付近で陣取ってるフープDEFをかわす際、ミドル側に少し回り込むと良いケースだってある。シュートのバリエーションが増えることは、インサイド勝負を躊躇わず行う条件だ。そのような感覚で覚えるべきシュートである。意外に難しいということは、シュート率にもいえ、きっちり入るようになるまで努力が必要だ。
上図のコースでシュートに行く場合に比べ、次のケースではどうか?ほぼ同じように感じるであろう。見た感じ、たいした差がないといえる。でも、これ実は「大違い」なのだ。
ベースラインにほぼ並行にドリブルしてる。クロスシュートではもっと斜めに入ってくる。僅かな違いに見える。だが、この「僅か」が結果的に大きな差を生む。シュートの打ち方自体が変わってくるんだ。クロスシュートではアンダーレイアップの変化型。こちらのシュートでは、もっと右手のひらを大きくねじり、ほぼ横方向に向けてシュートを放つ。これは「ショートフックシュート」の分類に入り、オーバーレイアップの応用系の中でも高難度の技術である。
これをスポスポ決められたら、たいした力量、これだけでもNBAスキルと言ってよかろう。このシュートに、トランスファーシュート(ボール位置を変化させ打つシュート)を組み合わせれば、まさにNBAそのものだ。ここかなりしっかり理解してほしい。やり方を間違うと、クロスシュートがいつまでも上達しないからだ。ショートフック系のシュートなど、スクールでも上級者しか練習しない。真似しちゃダメだ。
最後に、クロスシュートの練習方法をアドバイスしておこう。
左図のような位置に立ってボールを持つ。そのまま右・左とステップしシュートする。当然トラベリングだが、それは無視。最後のシュート部分だけを取り出して、ステップやシュートタッチを覚えるのである。スクール生も、新技術習得の際よくやるドリル法だ。
逆側でもドリルする。違和感がなくなってきたら、ドリブルを1回突いて、トラベリングにならないようシュートする。その後は、もう大丈夫。ドリブル回数を増やして実施。なめらかな動きになれば、スピードアップしていくのである。
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