最新NEWS 極度のオーバーワーク対策

ブンコーチ
ブンコーチ

過去ブログで、コンディショニング記事、健康関連記事を幾つか掲載した。今日は、シーズンにおけるオーバーワーク対策として有効なケア方法を追加で記載しよう。疲労がたまるとポテンシャルが落ちる。そして、ケガの確率がぐんとアップする。優秀な選手達がケガに悩まされ、その選手生命を縮めることは極めて多い。NBAやMLBでも良く聞く話だ。今回の解説は、主に選手対象だが、大人の健康対策にも役立つぞ。関連する過去ブログも必ず、読み直してほしい。「コンディショニングの本質」 https://saschool-blog.com/?p=85

疲労をどう回復させるか?

ドリンク等のサプリを利用するという手もあるが、もっと本質的な話題だ。3.1.23配信「必読!健康入浴法」に、2つ重要なことを付け加えよう。1つ目はスクール保護者には送信済みの内容、入浴剤の使用である。新湯さらゆはただの水。上水道・井戸などによる差はあるだろうが、肌への刺激が強く、ミネラルや脂分を奪いやすいという。新湯での一番風呂が特に良くない。細かなシステムまではわかりかねるが、おそらく浸透圧しんとうあつが原因なのだろう。だから、それを防ぐ意味で入浴剤の価値がある。また、保温効果を高めるので、当然身体にはいい。固まった筋肉ほぐしにも一役かう。入浴剤といってもいろいろ、効能に多少の差はあるだろうが、それより、使用すること自体が大事と考えよう。健康入浴法 https://saschool-blog.com/?p=706

2つ目は、入浴前の一手間だ。「足湯」である。「え~っ、面倒くさい」なんて言ってはいけない。習慣づけるとなおいいが、せめて、極度の疲労状態ならば、是が非にも実施してほしい。浴槽に15cmほど湯をくむ。それ以上は不要。そして、服を着たままでいいので、靴下を脱ぎ裾をまくる。浴槽の縁に腰掛けて足首までつける(折りたたみパイプ椅子とかでもいいかな)。足首は筋肉が少ない場所。熱の産生がほぼないので、非常に冷えやすいんだ。母達もよく経験してるだろう。ここを10~15分間くらい重点的に温める。湯温は多少個人差あるが、平均41度くらい。冬場は湯が冷めやすいので、少し高め設定がいいだろう。すると血液循環が驚くほど改善、ポカポカし、その内汗がじんわり出てくる。疲労物質の運搬や排泄に機能する。私自身は、若い頃、寒さにかなり強かった。多分熱の産生が多かったんだろう。人が足冷えるんだよねなんて話してるのを聞いても、全くピンとこなかったのだ。でも、年取るほどに足の冷えなどが気になってきた。明らかに筋量の低下が原因と思う。まあ、一時期より改善してはいるが……。話を戻そう。「足首を重点的に」が大事。湯量は多すぎないようにする。入浴剤も入れた方がいいかな。入浴前に実施し、その後、湯を足して入浴すれば無駄が少ない。座って冷たいならタオルでも敷く。もちろん、休みの日に足湯だけやるというのでもOK。親子で並んで足湯し、バスケ談義なんてのが面白いかなあ。雑誌でも読みながらなんてのもいい。あっという間に時間が過ぎる

上述のようにケアし、ストレッチ等をしっかり実施しても疲労が抜けねば、3つ目としてプロの施術をお勧めする。若者は、大抵自宅におけるケアで回復すると思うが、極度の蓄積疲労は、大けがにつながる確率も高いんだ。ただ疲労を抜くだけならば、しっかりしたマッサージを受けられれば良かろう。だが、捻挫等の治療となると、ちょっと思案所だ。両者を含め、対応法を以下に記載するので参考にしてほしい。

アロマ療法などは、心身ともにリフレッシュしてくれる。実際施術してもらわないと、その心地よさは理解できない。全身疲労には最適だろう。西洋医学で原因すら分からなかった患者を何人か紹介し、すぐに元気になった例を幾つも知っている。だが、保険がきかないので料金的問題はある。開業に資格を必要としない整体院には当たり外れが大きいので注意を国家資格を持つ方が開業する場合もある。接骨院(整骨院)は、柔道整復師という国家資格者が常勤している施術所なので、安心感は高い。急性のケガには保険が適用され料金が安い。保険適用の有無は、直接、院へ尋ねるのが確かだろう。ただし、治療種類が限られ安価なため、早期治癒効果は余り大きく期待できないことを知っておこう。鍼灸しんきゅう院は国家資格が必要だが、通常、保険適用ではない。料金高めとはいえ、中には素晴らしい治療技術の方もいるので、検討の余地は十分。私自身、何軒かの鍼灸院を試したが、最初に世話になった方以上の技術には出会ってない。力量の個人差を痛感する。紹介したスクール生は、全員が「GOD HAND」と驚いていた。

長い人生の中で、幾つもの大きなケガや体調不良に見舞われた。その際、彼らには数百回も世話になった(私だけじゃなく知人や生徒も含め)。腕の確かさは人それぞれだが、鍼灸師・アロマセラピストともに、本物のスペシャリストに巡り会えたことを、非常にありがたいと思い深く感謝している。 

日頃の疲労感除去と健康維持

上述した内容と無関係ではない記事が、3.2.10配信「雪見の露天浴」https://saschool-blog.com/?p=870 3.6.17配信「血圧降下法」https://saschool-blog.com/?p=1487。こちらはどっちかというと、お疲れの大人向け。皆さんの健康維持に役立ててもらえればいいなあという内容だ。「冷えと凝りは万病の元」これを絶対侮ってはならない。日頃の多事多端に負けて、ついケアを怠ってしまいがち。まずは記事を読んでほしい。長く健やかに暮らすため、すこしの努力が求められている

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