「私には効きませんでした。他に何かあれば知りたいです」このような連絡をもらいました。黙ってはいられません。最近感じている“血圧の曖昧さ”も含め、回答します。
今まで何回かこのような感想を頂きました。また、生徒から、プレイのアドバイスに対し感謝の言葉をもらうこともあります。そういうレスポンスは、私にはとても嬉しいことです。第2弾、役立つといいのですが……。
実態を掴みにくい?血圧 R3.6.17 LINE新着配信
腎疾患等が原因で引き起こされるものを除いた一般的な高血圧、明瞭な原因はわかってませんよね(それで本態性高血圧と呼ばれる)。でも、よくいわれるのは塩分の取り過ぎ。他にも、運動不足、肥満、ストレス、喫煙。ほとんどが生活習慣、および加齢・遺伝的要因です。徐々にコレステロールが血管壁に付着し、弾性を失っていきます。これは、「血管自体の変性」だから、血圧が上がって当然。常に高めの数値が出るでしょう。そうなる前に、あるいはそうなりつつある時点で、対応したいというのが、bun流 血圧降下法です。まずは、その理解をお願いします。もし、すでに本格的な高血圧ならば、この頃あふれかえっているヘルスケアサプリや医師への相談が必要かもしれません。
私の場合、加齢による血管の老化は考えられます。そして、それ以上と思うのが、前回でも書いた「筋肉の凝り」なのです。実際、疲れが酷く首や肩が凝ってるときの計測値は高いです。
しかし、ここでちょっとした疑念を挟みます。自宅で計測・A薬局で計測・B薬局で計測というパターンを3回ほど試してみました。所要時間は30分足らずです。似たような結果が出た日もあれば、かなり数値に差が出た日もあります。それどころか、同じ店で連続3回測っても(しぃ~、内緒ですよ)ばらつきが大きいなんてことがあるんです。これは何を意味するんでしょう?「bunさん、身体変じゃねえ?」といわれれば、返す言葉がありませんが、「血圧とはもとより実態がわかりにくいもの」とはいえませんかねえ?
「凝りが原因」と思われる場合の測定値は、かなり不安定なのかもしれません。6.11午前、B薬局で測定。首回りの凝りが酷く軽い痛みまでありました。反対肩はかなり硬いです。bun流 降圧法を1回やってから測定です。何と1回目は145~84、「ゲッ」です。(じつは、その前にA薬局にも行き測定済み。似たような値でした。ただし、この時は降圧法やってません。)さすがにショックだったので、気を取り直して再挑戦。今度は、凝りのほぐしをちょっと念入りにしたのです。2回目の測定値は……119~75、見事リベンジ達成です。
その時のほぐし方法を紹介します。まずはbun流 降圧法を1回。次も同じく首肩の圧迫ですが、静止せず首肩がこすれ合うように動かしながら、左右交互に10回くらい。(その時は筋肉に少し痛みがありました)3つ目は、両手のひらを組み頭頂部を下へ押さえ、首筋を伸ばします。そして、そのまま頭を起こし両肘を広げ、後ろに大きく反らせるんです。すると肩甲骨周囲の筋肉が伸縮します。意外と見落としがちなんですが、この肩甲骨まわりのほぐしは重要です。(前へ曲げるとき息を吐き、反らせるとき深呼吸です)自宅にいるときは、手のひらを後頭部に当て肘を開いたまま、上半身を左右にねじる運動も3回くらい入れています。
血圧測定は、腕の入れ方・姿勢・呼吸法などの影響も受けそうな気がします。要注意ですね。何よりも「凝りは万病の元」という言葉、軽んずべからずです。働き盛りの皆さん、たまにはリフレッシュ&ケアを。
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