第一級の避暑地 軽井沢 R6.6.10 LINE新着配信
高速が出来たおかげで、静岡から片道3時間半くらいでいけるようになりました。驚きの速さですね。例えば6:00出発19:00帰着という案なら、現地に6時間滞在可能です。ゆとり十分とまではいえないですが、食事や買い物を含め、幾つかのビューポイントを巡ることが出来ます。
旧軽銀座・軽井沢タリアセン・鹿島の森・日本ロマンチック街道・噴煙上げる浅間山・プリンスショッピングモールなど、全部はとても無理ですが、絞って楽しむことは可能ですね。自然・街・昔ながらの避暑地・現代的文化が、見事に融合したリゾートです。若い頃は毎年行ってました。
そんな中今回は、「千住博美術館」を紹介しましょう。軽井沢にオープンしたのが2011年、ブン爺の訪れてた頃はありませんでした。4~5年前にその存在を知り、「行けるといいなあ」と漠然の思い。偶然にも今春、その機会を得たのです。千住博さんは、1995年イタリアのヴェネツィア・ビエンナーレ(2年に一度の美術展)で、東洋人初の名誉賞受賞者です。もちろん現在も、世界中の美術館に作品を収蔵、活躍中です。彼の名を高めたのが、「THE FALL」滝ですね。この作品は縦3.4m、横14mの大作です。発表時は、館内全域に水を張り作品すべてが水面に反射するという会場構成で行われたそうです。千住さんの建築や空間デザインへのこだわりが感じられます。真っ黒の背景にしぶきを上げる白い滝、これを是非見たかったんです。写真で見た瞬間、「ただの滝じゃない」と感じました。そもそも「滝」って通常複数形で書きます。つまり、「FALLS」。単数なら「落下」とかって意味ですよね。私の捉え方が合ってたかどうか分かりませんが、具象世界じゃなく異空間との繋がりのような、上手く言葉に出来ないイメージを感じたんです。この写真載せるの敢えてやめます。是非実物を自分の目で見てください。
いろんな作品があります。静けさの中に漂う優しさ、見事な近代建築とともに、心安まるひとときを味わえます。
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