デイリー配信  仕事・学習に役立つ「ショート仮眠」

15分睡眠のすすめ   R3.9.17 LINE新着配信

学生の頃、勉強頑張っていて寝不足を感じることが何回もありました。「寝ちゃ、いかん」と思いつつどうにもならないケースが……。ついウトウトと、机の前でです。しかし、運良く15~20分程度で目覚めることもあったのです。すると、その後は結構すっきりし、勉強がはかどりました。逆に1時間ほど寝落ちしちゃうと、なかなかペースが戻らないんです。当時は、疑問に思いつつも余り深く考えることはなかったですね。社会人になり、何かの機会に「短時間仮眠」を知りました。夜暗くなれば当然、午後2~4時頃も人は体のリズムで眠くなるといいます。眠気でミスが多くなる時間帯は、誰もが経験してるでしょう。あくび程度からどうしようもない眠気まで、このショート仮眠が役立ちそうです。では、具体的に何をすれば良いのでしょうか?

大事なのは眠る長さ、短く抑えるのがポイント。「30分過ぎると、起きた後にボーっとする」と国立精神・神経医療研究センターの栗山室長は注意しています。人の眠りは最初浅く、次第に深く、そしてまた浅くなるという周期を繰り返すそうです。寝不足だと深い眠りに到達するのが早く、そこで起きるとしっかりと覚醒するまで時間がかかるようですね。「深入りしない15分程度が目安」です。

TV番組でも、これが取り上げられたことがあります。その際の実践例では、「仕事を中断してショート仮眠する」という会社が紹介されてました。その会社では、仮眠をとった人は眠気が少なくなったと感じ、仕事能率が明らかにアップしたそうです。有意義に眠るには、寝付く時間も考慮し20分くらいがいいでしょう。姿勢は、横になる、リクライニング式のいすを使う、机の上に突っ伏すなど。現在の私は、椅子で仮眠が多いですねえ。照明を消したり、アイマスクをしたり、耳栓で音を遮断するのも効果的と思われます。寝過ごさないように起きることが重要です。きちんと目覚ましをかけて、起きたら軽くストレッチ、水で洗顔などやるのが良いですね。

昔から、動物には体内時計があって生活をコントロールしていると考えられています。睡眠は1日の3分の1ほどで、照明のない大昔は、日没以降早めに眠りに入り、夜明けとともに起床する。その間も、外敵に備え、何回となく目が覚めていたんじゃないかと思います。文明が進み夜中にも灯りの消えない生活。今では当たり前となってますが、一生物としての私達の生活にどんな影響を及ぼしていますかね?頻繁に襲ってくる眠気、いくら寝ても充足しない、きっと本来的ではないのでしょう。夜型・朝型の人、昼間に襲ってくる睡魔、体内時計そのものに狂いが出ているのかもしれません。「ウイルスを通じて自然を見直す」必要性を他のページで伝えましたが、睡眠についても同様なのかも……。皆さん、やることが多すぎるんですよね。私も夜更かししてます。一度変わってしまった生活リズムは、直らないのでしょうか?

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