教育費の実態 R8.3.5. LINE新着配信

コーチがこの原稿書いたのは、R7.夏頃だそうよ。その後、制度の変更など出てるかもしれないので、その点は注意してほしいと言われたわ。
4月に高校授業料無償化の拡大や多子世帯への大学授業料の無償化など、補助制度が拡充されました。しかし、公立小・中では、年間学費がそれぞれ上がっています。入学金・授業料や教科書代はかからないのにです。小中学生の学校教育費が増えている理由はなんでしょう?文科省調査によれば、令和5年度の全国平均額は、公立小学校の場合で年間8.2万円、公立中学校で年間15万円だったそうです。おもな要因が、学用品や実習のための教材費です。具体的には、授業で使う文房具、体育着・水着・柔道着、音楽で使うリコーダー、図工の絵の具、家庭科で使う裁縫道具や調理器具など、あるわあるわ……、これらが物価高騰の煽りを受けるんです。ランドセル・カバン・ナップ・制服の値上がり、給食費値上げや修学旅行積立金などの増額があるかもしれませんよね。私立小中では、この傾向はさらに顕著、授業料もかかるので公立の約十倍前後だそうです。
一般的に教育費には、学費だけでなく、塾や習い事、家庭学習環境整備やスポーツなど家庭での支出も含まれます。しかも、子どもが成長するまで長期間にわたってです。先ほどの文科省の調査によれば、幼稚園から高校まで15年間の「学習費総額」は、ずっと公立校に進学した場合で約600万円。この金額も近年上がり続け、4年前に比べ55万円も高くなったようです。進路の一部または全部で私立校に進学すると、当然ながら合計額は膨らみます。高校だけ私立の場合は約720万円、幼稚園からずっと私立なら2000万円近くに達します。教育費恐るべし。
話が少しそれますが、部活動・町クラブやミニバス活動での月会費・遠征費とかも容易じゃないでしょう。ちょっとばかり愚痴りたくなりませんか?拘束時間の問題も含め、適切な運営がなされることを強く願う次第です。現役世代保護者、頑張ってくださいね。
公立高校での授業料無償化はうれしい。しかし、授業料が減っても、他の費用負担が増えてしまってます。小中学校と同じく、学用品費、通学費、修学旅行費、部活動費用などの上昇していることが主因。高校3年間での負担額はこの10年あまりで60万円以上も増えたのだとか。賃金上昇が物価高に追い付いていない現在の経済状況では、在学中の諸費用は予想以上の負担になるでしょう。私立高校の授業料無償化も全国的に加速してます。以前ほど、公立私立間の学費差がなくなってきたとも言えます。だから、伝統的な有名私立高校への進学倍率が跳ね上がり、難関と言われた公立高校の定員割れなんていう大問題が発生してきてるのだと思います。国に先んじて私立高校を無償化してきた東京都や大阪府では、ことさら顕著ですね、この傾向。けれども、学校教育費の差がこのままどんどん小さくなり続けますかねえ??私立高校には、独自の建学精神がありますが、同時に企業としての側面は否定できないでしょう。授業料負担の軽減に乗じ、入学金や施設設備費の値上げなんて方向に向かう可能性は高そうです。また、倍率激化に伴う受験対策の通塾費用も、当然アップしそう。人の物欲が減らない限り、どんな対策も無力化されてしまうのかもしれません。世界が住みやすくなるかどうかは、やはり「人の力ありき」なんだと、Bun爺は思います。
練習生原稿特別号「ボースハンドシュートを考える」 Sugi Academy R8.3.5
初めて扱う話題である。現役の頃Bun爺は、ずっと男子チームを指導してたし、現在のS.A.スクール活動においても、「ジャンパー指導の核はワンハンド」なのだ。それは女子指導でも同様で、日本女子バスケ界における長い間の常識「女子の外角シュートはWハンドのセットシュート」という概念は、爺さんの中では希薄だ。指導の根幹はそこにあるが例外が2つ、説明しよう。
ミニバスにおけるアウトシュート。サイズや筋力の問題、シュート距離が伸びにくい。だが、時期が来れば、外角シュートに慣れさせる必要性が高まる。それは中・高バスにおいても似通ってる。とりわけ3Pシュートは長距離だ。外角シュートの武器化にとって大きな障壁である。「女子ジャンパー指導の必要性」は、どこの誰が何と言おうと大切な案件だがね。S.A.ではそんな解釈なので、ボースハンド(Wハンド)シュートの指導もする。ブログにはワンハンドのジャンパー記事が圧倒的に多いが、今回は「ボースハンド3Pシュート」を題材に取り上げよう。ミニ生のアウトシュートにも役立つぞ。*ワンモーション型の指導もあるが今回は触れず……
ワンハンド・Wハンドを問わず、シュートとしての重要な共通点がある。「ボールのリリース」が下手ならまず入らない。そして、良いリリースの土台となる「確かなストップ」「安定したスタンス」さらにはDEFをやっつける「効果的なミートレシーブ」これら4要素を兼ね備えてこそ、優れたボースハンド3Pシューターが誕生する。3Pを打つに当たり、「ドリブルから」と「パスレシーブから」の2方法があるが、いずれの場合にも以後の説明内容は共通だ。
重視すべき留意点 *簡単に身に付くわけではない。繰り返し練習だ。
1、パスのミートをクイックで行う。キックアウトを待ち、止まったままボールを受けるケースもある(比較的簡単)が、ミートする場面は多く、これをスキルアップせねばならない。ドリブルからシュートに入る場合も、「ミート場面」とほぼ同様である。ワンランク上の3Pに触れる。ミートのケースでも大きくは2つ。「ゴール方向にミート」やや前方向からボールが戻ってくるような場面、ポストリアクションなどだね。ミート距離が短いので、ボーッとしてねばそう難しくない。だが、DEFが素早く詰めてブロックハンド伸ばしてくると、結構なプレッシャーだ。ブロックを抜けるかどうかの判断が大切。もう一つは、自分の横方向からパスが来る場合。DEFも追いかけてきてることが殆どなので、「振り切ってレシーブ」が必須条件。だからこそ、Vカットなどのカッティング技術を学び、鋭いレシーブをできるようにするんだ。それでDEFを破れる。レシーブはクオーターミートで行う。動き自体はそう複雑じゃないが、正しく定着させるにはかなり努力を要するなあ。
2、ピタッと止まる、確かなストップ。ミートの最後を大股で踏み込みながら、身体を90度捻り向きを変える。これにより走ってきたスピードを一気に減速、ぐらつかないストップをできる。むろん、膝は深めに曲げるのが絶対だ。足はストライドストップなので、右向きに止まる場合は「右足・左足の順」左向きなら「左足・右足の順」となる。S.A.ではリトル指導から「クオーターミートによるストップ」を実施してるので、みんなそう迷わないが、初めてやる選手にとっては相当苦労するだろう。
3、ゴールに正対しバランスのとれた低い姿勢。全身がゴールに正対する。たとえば、左膝がやや内側に入ってるとか右肩がちょっぴり前に出てるとか、全然ダメなんだ。シュートをまっすぐ飛ばす重大な要因が、このスタンスである。最も注意したいのは「スクエアスタンス」スクールに来る殆どの生徒ができない。両つま先を前後にズレないよう揃える、リングに対してである。そして足幅は自分の肩幅だ。「前へならえ」をして手のひらを下向きにしたときの形。1~3ここまでやれれば、7.8割完成と言える。
4、シュートセットの位置・タイミング、リリースのポイント。残るは2.3割といっても、この最終部分がシュートの成否を決める。まずは「シュートセット」ボールをどこで保持するのか?多くの選手は胸の前だろう。腕を伸ばす距離が長くなり勢いをつけやすいから。だがボール位置が低いとブロックされやすいし、ボール移動を長くするほど左右へぶれる確率も高くなる。

時々、構えたボールを一度下げてからシュートに入る人を見かけるわ。これ、凄く良くないらしい。後述の「リリースで左右にブレる」大きな原因になるらしいの。まあ、癖になっちゃってる人もいるし、何とも感じないかもしれないけど、ミス誘発の要素は取り除くべきよね。打ち出しで、角度がほんの1~2度ズレるだけで、ゴール近辺では10cmほどボール位置がずれるって、コーチが言ってたわ。
ゆえに、ボースハンドでは口・鼻の前にピシッとセットするのを勧める。それもクオーターミートでシュートスタンスを作ったときには、同時にセットが完了してなければならない。ターンが終えてから「よっこらしょ」じゃないぞ。最終動作がリリースだ。それまでの全てを完璧にやっても、リリースがまずければ入らない。入らないのはシュートの長さが合わない・左右にズレるのいずれかだが、長さの調節は比較的容易である。問題は左右への曲がり、それを防ぐために多くの注意を述べてきた。最後は指の離れ。身体の中心線(鼻のライン)を外さず、両手の人差し指・中指に意識してボールを放つ、チェストパスのようにだ。フォロースルーは、ボードの上辺めがけると良かろう。アーチが大きくなりやすい。

3Pのようなアウトシュートに関しても、短い距離からのワンハンドジャンパー指導をベースに、徐々にスキルアップしていくのが、S.A.流の考え方だ。だが、生徒個人の練習態様や女子における3Pなど、ボースハンドシュートが必然となる場面があることも否めない。そんなケースを考慮しての解説であった。上手く活用してもらえれば幸いだ。

左の動画は、スクール生 Rのワンハンドジャンパーだね。育成年代の女子が3Pジャンパー打つところを初めて見たなあ。S.A.流の段階指導の結果とも言えそうだ。細かな解説は「超速ジャンパー QSJ」記事を読んでもらうとしよう。https://saschool-blog.com/?p=7239


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