バスケ配信  Spot解説 ルーズボール展開予測

練習生原稿149「スポット解説 ルーズボールを予測する」  Sugi Academy  R7.11.11

仮に、次のようなゲーム場面に出くわしたとしよう。まずは状況を把握してほしい。

がインサイドの味方へフィードを狙った。フロートパス(ふわっと浮いたパス)なのでスピードは緩めだが、距離が少し長すぎたため味方は手が届かなかった。はリングの真下付近に落下、大きめにバウンドしエンドライン外に向かおうとしてる。これを察知したが、 のように慌ててボールを追いかけた。だが間に合うかどうかギリギリなのは明らかだ。余裕はない。エンドライン外の空中でようやくボールに触れそうくらいな気配である。

こんな状況である。みんながDEFチームだとして、このあと数秒間の望ましいプレイのあり方を考えてみてほしい。

こういう場面、多くの選手は観客になる。アウトオブバウンズになるかどうか、見守ってるんだ。ところがたまに賢い選手がいる。ボールの確保が難しいことを判断し、次に起きそうな場面を予想できる選手。だが、ゲームキャリアが豊富にならないと簡単じゃない。さて、話を進めよう。がボールの救出に失敗すればDEFのマイボール、しかし間に合っちゃった場合を想定せにゃあならない。その場合「ボールはどこに行くか?」が問われる。が考えるのは、「コート内の味方に戻したい」でも、ちょっと投げるので精一杯、正確なコントロールは難しい。つまりこのケースなら、真後ろにいるへとボールが飛ぶ確率が圧倒的に高いだろう。むろん絶対ではないが、そう読むのが賢い選手なんだ。走る方向・身体の向きを考えても、それが妥当だ。では、その対応をしDEFのボールにするのはどの選手なのかが次の課題。

一番確からしいのは、×3のように動いてインターセプトを狙うことである。かなりの確率で成功するだろう。こうした「ルーズボールの確保」は地味ながら結構効果的なんだ。同様のことを×2×4がやっても良い。しかし、彼らはおそらくできない。この場面に至るまでに、完全にDEFの敗北を喫してるからだ。不注意の多い選手には、このようなプレイ予測は困難なのである。

また仮の話だが、がバスケをよく知りスキルも高い選手だった場合、コート外に飛び出す瞬間、右サイドの味方を狙って目一杯のプレイをすることもあろう。そんな攻防が見られたら質の高いゲームになるよね。

もう一例あげとこうか。ミニバス・中バスでよく見かけがちな場面だ。ゴール後のエンドスローイン、×2にプレッシャーを掛けて守ってる。そのためから来たパスをキャッチミスした。ボールは大きくバウンドしながらサイドライン外に向かってる。は必死で追いかけ、ライン外に跳びながらボールをコート内に返したんだ。多分へのパスを狙う。でも、右にずれることも多いよな。こんな場面で、×4はどうすべきかねえ??そう、もっと右寄りにポジションを取りパスラインの押さえと右空きスペースの支配をせねばならないんだ。そうすりゃあ簡単にボールをスティールできる。でも、お客さんしてる選手って結構多いぞ。

ブン爺は、「次の展開」を読むのが割と得意だ。簡単にボール取れたりするし、何よりプレイが予想どおりに進むと気分良いだろ。Rebを含め、「簡単にボールを奪えるプレイ」「簡単にボールを失わないプレイ」に、もっと気遣いできるようになりたいものだねえ。

DEFがルーズボールを追いかけて、ライン際でこらえることってあるよな。そんな時も、一瞬早く予想できれば、楽にボールを奪うことに繋げられる。この前の試合ではうまくいったんだよな、また頑張ろうっと。

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