「働き方を考える」 R6.4.18 LINE新着配信
昔より「日本人は勤勉な国民」と、多くの国々から言われ続けてきました。熱心に学び研究し働く。例外はあるにせよ、こうした事実は間違いないでしょう。ところが近年、産業分野での競争力・学術研究の成果などが低下し、国力全体が落ちてると危惧されてます。子供の学力低下も深刻だと。正直、その程度がいかほどかブン爺にはわかりません。そんな折り、今回のような記事を書くことはどうなんだろうと思いつつ……。
働くことの意義って、何でしょう?3つあると思います。
1、労働によって「お金を稼ぐ」。生きてくにはお金が要りますよね。社会との繋がりを断ち、完全に自給自足の生活をするなら、話は変わりますが。
2、「生きがい・やりがい」を労働に求める。例えば後述する20代男性、子供の成長というやりがいを求めて教師になったそうです。
3、働くことで「社会に貢献」する。介護に携わりその家族の負担を減らす、うまい寿司を提供して食の喜び・満足をもたらす、スーパーに多くの品を並べ客の食生活を支える、仕事って必ずどこかで誰かの役に立ってるんです。
だから、これら3つを強く実感できる仕事に就けたら、最高なんでしょうね。さて、ここからは今日のテーマである「労働の量と質」についてです。
近年、教員不足が問題視されています。厳しい労働環境からそもそもなり手がおらず、また離職する人も多いことが指摘されてる。2022年の日本教職員組合が行った意識調査(調査回答数9702人)によれば、1週間の正規の勤務時間は38時間45分、そしてその3分の2ほど超過労働してる。月換算では「95時間32分の時間外労働」となり、80時間/月の「過労死ライン」を大きく上回る危険状態。子供と一緒に学校で楽しい時間を過ごし、思い出を作りながら成長を見守る仕事がしたいと考え、教師になることを決めたAさんが言います。「教師という職業はとにかく時間外労働が多い。私の場合、テニス部顧問。朝練がほぼ毎日あり6時半には学校へ。授業、ホームルームが終わり、そのあとも部活。定時は8:15~16:45ですが、実際の勤務時間は6時から20時までが普通です。0時頃まで仕事することも……。教師歴5年目、授業の準備にもかなりの時間を使う。体育祭や修学旅行、合唱コンクールといった学校行事も多数、その上、生徒指導の名目で繁華街の見回りまで。授業面が疎かになることについては「本末転倒ですよね」と苦笑い。
部活に限りませんが、こういう傾向は、今に始まったものではないです。日教組の調査がどこまで事実かは不明ですが、ブン爺の現役時代だって当たり前のようにあったんです。学校が荒れてた時代には、用務員室で宿直勤務し、有事に備えるなんてことも……。世間の皆さんにはおよそ理解できないような異常事態が、あちこちで発生してたのです。
現在起きてる現場の混乱がどの程度なのか、明確には知りません。でも、現職の知人に尋ねた所、人手不足の深刻さは相当みたいです。長い歴史の中で、学校・教員の役割とは思えないような事象が、普通になってしまったゆえ「そのつけが回ってきた」とは言えるでしょう。ここ数年、やっとで部活動の過熱にメスが入ってきました。望ましいことですが、慣例的に実行してたことをスリム化せねばダメ、部活だけの問題じゃないと爺さんは考えます。生徒にとっても教師にとっても「生き生きとした学びの場」の誕生を願っています。教育の退廃は、国の存亡を左右します。
練習生原稿125「ステップインとステップアウト」 Sugi Academy R5.9.26
ゴール付近は一般にDEFがひしめいているため、DEFが強くなると単純なランニングシュートやジャンプシュートなどだけで、勝負できないことが多い。そんな場面において、いろんなステップやフェイクを混ぜたシュートが大いに役立つ。その類いをS.A.では「コンボ系シュート」と名付けている。全般にスキルレベルは高めなので、中級くらいまでは無理にやらず、より基本的なもの(ランニングシュート系・ジャンプシュート系)をマスターしよう。動画や他チーム選手のプレイを見てマネしたい誘惑に駆られるかもしれないけどね、焦って始めても中途半端になるだけだぞ。念を押しておく。
コンボ系の種類は非常に多いのだが、今日は代表格ともいえるステップシュートを2つ紹介する。シュートスキルをコツコツ積み重ねてきた人は、是非挑戦してほしい。
ステップインシュート
使い方は幾つかあるが、ドリブルストップジャンパーを打とうとした際、ブロックをかわすために使うのが一般的だ。*最後に、スクール生 S のステップイン連写画像あり。
ステップアウトシュート
ドリブルストップ後、「足を踏み込む」「ブロックをかわす」ことは同じだが、踏み込む足の方向が変わる。それは、ヘルプDEFの走ってくる方角による違いだ(厳密には、ブロックハンドやDEFサイズも関係する)。ゴール正面からのドリブルで説明しよう。
こうしたステップを自在にこなせたら、インサイドでの勝負が随分楽になるぞ。でも、まずはストップとジャンパー狙いが大事。最初から見え見えのステップイン狙っても、賢いDEFには見破られる。とりわけ、正面で待ち受けてるDEFに対しては、効果が薄いので使用法に留意せねばならない。
「シュート圏を攻める、ドリブル1:1の5手段」https://saschool-blog.com/?p=5832 で説明した5番目のケース。その一例を今回取り上げてみた。実際にはいろんなコンボ系シュートがあり、攻めも多様である。他のスキルも、やがて紹介しよう。
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