見え始めた未来の姿 ライン新着配信 R7.9.8
最初に断りを入れておきます。これから説明する内容は、全県・全市町村共通ではありません。静岡市が進むであろう方向性に関する内容です。ただ、近隣市町村が同一歩調となる可能性は十分考えられるし、全国的にも同様なプランで進む県があるだろうとは思います。1つのモデルと捉えてください。
「地域クラブ」という名称が使われて久しいですが、いまいちピンとこない方も多いのでは……。まずそこをはっきりしましょう。各市町にある既存のクラブチームとは、完全に別物です。むろん、S.A.のようなスクールともです。部員不足を補うため、数校が集まって部活動やってるケースがあるでしょう。いわゆる「合同部活動」大会への参加もありますよね。新組織として立ち上げる「地域クラブ」は、それに近いものです。仮に、A.B.Cの3校が割と近くにあるとします。バスケやりたい子達がみんな、たとえばB校へ集まり、そこの体育館で練習するのです。
静岡市の場合、R9年夏を以て学校部活動はすべて終了(消滅)の予定です。現在改革は行政対応となっており、市長もTVニュースで明言しているので、おそらく変更はない。2025年現在、小学6.5年生が直接的な影響を受けます。部活終了を迎えれば、そのまま「地域クラブ」に移るか「クラブチーム」へ移籍か、「やめて無所属」かの3択なのでしょうね。次に地域クラブの活動内容の具体を少々説明。
①市内全域を15のエリアに分ける
②活動種目は、スポーツ13種目・文化芸術2種目 15エリアすべてで実施
③活動日は、週5日以内(土日はいずれか1日休み)・1回2~3時間程度 *行政主導の講習会なども開かれる

活動日や時間・その他問題点については、前回ブログに細かく記載してあるので、そちらをみてほしい。https://saschool-blog.com/?p=5582 今後の検討の中、より具体的な面で幾らかの変更が出てくる可能性はあるだろうね。

合同部活動に近い性質なら、競技力優先にはなりにくいのでしょうね。それでも偶然、スキルの高い生徒達が集まるようなことがあるのかも。15エリアあればチーム数も15、大会運営とかの詳細はこれからだろうけど、開催はできそうだわ。

R7.11.5追記 市が公表した内容の内、クラブの活動概要と合同エリアの区分けをコーチが掲載してくれたぞ。統括団体ってのがよく分からないが、多分、「体協やバスケ協会」などじゃないかね。市が主催する指導者講習会も義務づけられ、指導者の質を確保する点にも配慮されてるなあ。今後の情報を見落とさないでほしいね。





コメント