暖かな頃、再び歩きたい道 R3.11. 11 LINE新着配信
目的は、紅葉見物とガレの「フランスの薔薇」、そして諏訪町の散策。午前中紅葉を見て午後に散策をと考えてたのですが、朝方はあいにくの激しい雨。午後は上がるという予報頼りに予定を入れ替え、覚悟して諏訪へ出発しました。一昨日の雨の中、紅葉見物に出かけた人は静岡で私達だけでしょう。3.7.16配信ブログにて諏訪やガレの紹介をしてるので、細かな点はそちらを見てください。今日は実際の感想を中心に書きます。
詳細データ 静岡スマートIC~諏訪IC間の距離147km、通常所要時間2時間弱、平日料金片道3,550円。中部横断道全線開通したので速いわね。
まず向かったのは北澤美術館。ギャラリーをご覧あれ。アールヌーボーのガラス製品秀作が勢揃いです。自然界をモチーフに植物・昆虫など細かな部分の質感まで余すところなく捕らえ、色彩の美しさにも目を奪われます。皆さんが出かけたときの楽しみに、数点のみの掲載にしておきますが、1時間20分の滞在でした。それほどの充実です。娘はもう少し時間がほしいと……。目の疲れさえなければ、私も全く同感でした(最近、眼精疲労が)。
美術館を出て昼食、その後諏訪大社下社境内と付近をぶらり。諏訪大社はさすがの貫禄、下諏訪町は、古い宿場町の面影を残し伝統的な洋館にも非常に風情がありました。湖岸通りに並ぶ建物も含め、静岡市では見られない情緒ですね。娘もえらく気に入ったようです。諏訪の最後は、湖畔公園での足湯。雨もほぼ上がり、雲が切れ始めた諏訪湖周囲を眺めながら、ゆったりまったり、贅沢な時間です。傑作を載せておきますね。余りに気持ちよいのでつい長居しました。
もう一つの目的地、尾白川渓谷。清里・小淵沢・明野・甲府方面は何十回と行ってますが、ここは初めての訪問。「サントリー 南アルプスの天然水」で知られる白州町にあります。渓谷深くまでは軽装ではいけません。本格的登山道になるんです。でも、千ヶ淵までは、キャンプ場の駐車場から15分ほど、大きな問題は無いです。吊り橋と淵に下りる急坂くらいです。到着したのが16時を回っており、ぎりぎりでした。それでも天候は回復、少し青空も見えます。緑部分がまだ多めながら、結構色づいてるところもあり、十分紅葉を楽しめましたね。川の綺麗なこと、夏場に来ればまた違った楽しみ方が出来そうです。道沿いには苔むした巨岩が座り、厳かな雰囲気の神社には、樹齢数百年の杉も存在を主張してました。パワースポットという感じでしょうか?
いずれの地も再訪を期して、足早に帰静しました。普段自宅にこもってるので、旅は年に1・2度の楽しみ。「フランスの薔薇」も見ることができ、心願成就です。
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