疾走する猿たち R5.7.3 LINE配信済み
「雨後の筍」とは、雨上がりに竹の子がぐんぐん成長し生えてくることから、物事が次々起きる・現れるたとえに使われます。
7月のある日、サルを見ました。私の自宅は、すぐ横手に山があります。しかも左右、そこを仕切るように1本の道が山の奥へと続きます。土砂降りの夜中から一転、その日の朝は快晴。布団でも干そうかと外を見たブン爺。裏の空き地にかかる石橋の上を6頭のサルが走ってるじゃありませんか。稀に見かけることはある、でも、こんなに多いのは初めて。列を乱さず疾走する猿たち。ミドルラインを意識した綺麗な速攻です。でも、ここでブン爺が「ピ~ッ」と警告、渓谷を走ってたからではありません。バスケは「Five on the コート」1頭多いのでテクニカルファウルなんです。でも……。
お構いなしに審判無視のサルども。左側の山から続々下りてきたんです。真ん中の道、センターラインを一気に越え、容赦ない速攻で右側の山へ向かいます。注意受ける前に、見事走り去る、去る、サル。テクニカルファウル10個くらいでしょうかねえ。与えられるフリースローだけで勝ちが決まりそうです。目玉が左右にキョロキョロするブン爺、まさか朝から広角視野のドリルをさせられるとは……しかも猿に。20頭くらい走り抜けたでしょうか。
「ええ~い、没収試合だぜえ」と思った瞬間、走りが止まりました。少し見てると、ちっこい猿たちの登場。選手交代です。道路脇でもそもそし、ゆっくり横断。速攻スキルは親たちに及ばないですが、マナーはいい。たまのセットOFFはありです。
1つ感心したのは、サルの現れた時刻。8:40頃から7~8分、人と同じで出勤時間守ってます。それ以後、彼らの姿見かけません。でもまさに、「雨後のサル軍団」でした。「雨後る」という造語が気に入った爺さん、今年の流行語大賞を狙ってます。皆さん、応援よろしく。*造語とは? 元々ないけど、誰かが後から作った言葉
コメント