燃料電池車(FCV車)トヨタ ミライ の話、覚えていますか?今日は、さらに進化を続ける自動車、そしてその先にある生活全般における変化の話だそうですよ。
車の未来、その先に R3.7.22 LINE新着配信
いうまでもなく、自動車は現在の移動手段として、最もポピュラーなもの。乗り心地・安全性・経済性・利便性などあらゆる要素が、高水準で求められています。世の他のもの同様ですが、その進化スピードには仰天、やがて自動操縦車も発売されるでしょう。空飛ぶ自動車も開発されてます。
前回、水素を使った燃料電池車(FCV車)の話をブログ1.2配信にアップしました。だが、世界的に見ると、それより電気自動車(EV車)研究の方が中心になってるようです。やはりFCV車はコストが非常にかかり、高純度の水素補給ステーションの設置など、細かくは知りませんが問題は多いのだと。でも、トヨタは依然研究を続けています。乗用車ではなく、大型トラックやバス、船舶、鉄道など大量輸送用手段には電池のコストとか考慮すると、電気より水素といった考え方が、妥当らしいんです。
もう一つの試みは、今までのガソリンの代わりに水素を燃やすこと。つまり水素エンジンという発想です。炭素はほとんど発生しません(エンジンオイルが混じるのでごく微量出ます)。EV車開発が世界的にはリードしてるみたいですが、EV車で使用するための電気を作るのに火力発電が利用されたりするため、現状では完全なる脱炭素とはいかないそうです。HV車は現在ガソリンエンジンと電気併用ですが、やがて水素エンジン搭載車が出てくるかもしれないですよね。
まだまだ、私達の今は、灯油・天然ガスをたくさん使っています。でも、近未来において、化石燃料が自動車ばかりじゃなく、生活全般から消えていくかもしれません。全てが電気に置き換わるという案です。その燃料候補が水素。水素の量は、おそらく宇宙一です。EV車開発が世界的に主流となる中、水素にこだわり続けるトヨタの思惑は、そんなところにありそう。残存するいくつもの課題をその内克服してしまうのでしょう。凄いですねえ。ユーロ圏でも水素の見なおしが始まっています。トヨタの「深慮遠謀」、いよいよ形を成す時期に来たのかもしれません。
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