太古からのメッセージ R3.4.7 LINE新着配信
上写真の魚、ご存知ですね。そう「シーラカンス」です。沼津港深海水族館で撮ったものを掲載しました。(一応、水族館に断りは入れました)私は3回ほど現地を訪れています。 一般に、水深200メートルより深い海域に住む魚類を深海魚と呼び、ここには多くの深海魚が展示されています(現在、3000匹くらい)。その目玉が「シーラカンス」、それも、剥製だけではなく、冷凍保存体まであります。世界的にも希少です。話がそれますが、深海魚って、ぱっと見にグロテスクなのが多いけど、食べるとかなり旨いようで、実際、食事処で出されてる場合も……。水族館近隣には、数件の食事処・土産店があります。屋台風な店もあり、世辞にも立派とは言えませんが、2回寄り込んだ店の海鮮がうまかったこと。しかも、大変安い。街中では考えられないコスパでした。(ただし、当時の感想です。最近は行ってません)
さて、シーラカンスの話をしますか。1938年、南アフリカで発見されました。3億5000万年前から生息してるといわれ、現在もほとんど姿を変えぬまま深海を泳いでいるのです。生きた化石と呼ばれるのは当然ですね。すでに絶滅したと考えられていたため、発見当時、世界は騒然となりました。現在では、アフリカのコモロ諸島などにいるようです。特異な姿のまま今に至っているのは、深海という環境が安定してるからといいます。いつの日か、巨大魚竜を発見などというニュースが入るかもしれません。ロマンですねえ。
3億5000万年前なら、古生代の後半です。映画「ジュラシックパーク」には、大型爬虫類「恐竜」が主役で登場します。これは中生代のジュラ紀。(ジュラシックは、そこから取った?)シーラカンスは、恐竜より古いんですね。魚類とはいえ、あの大きなひれ。まるで足のようです。魚類→両生類→爬虫類へと進化を遂げていく、過渡期の姿なのでしょう。環境の変化が激しいほど、進化や退化は起きやすいと思います。これから、私達人間はどこを向いて歩いていくのでしょうか……。大型連休も間近。遠すぎないなら、行ってみてはいかが?太古からのメッセージを受け取りに……。
バスケ臨時号「重要」という語の意味するもの Sugi Academy R3.4.6
昨日、メール配信にて、練習生原稿やブログ配信記事の重要度の違いを説明した。だが、もう少し丁寧に説明しようと考えたこと、また、ブログ訪問者にも理解いただきたかったため、臨時号という形になった。
一口に「バスケ上達」といっても、いろんな捉え方ができる。ざっと並べてみると、
①OFFのスキルに関すること
シュート・ドリブル・パス・OFF Reb・1:1・カッティングの仕方・5:5における動き方など、 ジャンルは多いし、その中に数多の技術がひしめいている。
②DEFのスキルに関すること
1:1を止めるDEF力・ボールを奪う技術・ヘルプDEF・DEFReb・カッティングを押さえる・スクリーンへの対応など、こちらもいっぱい覚えることがある。
③OFF・DEFを確実に熟すために必要なボディコントロール
OFFに関係の深い身体の使い方・DEFに関係の深い身体の使い方・どちらにも使う動き方、 いずれもボールを使用して行うもの、ボールなしで練習するものという区別はあるが、身につけないと①②の上達が望めない。
④スポーツで一流になるための「身体的能力」「精神的能力」
体力強化・運動能力の伸長・身体能力UPやスキルアップ全体を支える精神作用(心構え)
⑤毎日の練習、試合に備え準備するためのコンディショニング
普段の練習で心がけること・ケガや疲れへの配慮・大会間近のトレーニング・大会直前当日の取り組み(食事・リラクゼーション・ウォームアップ・クールダウン等)
細かく見ればもっとあるが、まあ、こんなものでいいだろう。範囲の広さに違いはあるが、どこを取り上げてみても不要なものはない。「どれもこれも必要、学ぶべき内容」なのである。上達するには、技術だけを繰り返し磨きさえすればいいんじゃない。練習生原稿やブログ記事は気まぐれで書いているのではないのだ。必ずどこかで役に立つ、伸びるための栄養となる、そんな強い思いの元、執筆を続けている。
選手個々の特性という点で見れば、「必要性の軽重」はあるだろう。たとえば、チームでセンタープレイを任されてるAがいたとしよう。彼にとっては、ゴール下をどう攻めるか?OFFリバウンドをいかに多く取るか?などが急ぎの課題であり、ボール運びなどはPGのBに任せておけばいいと考えるかもしれない。特に、ポストOFFやOFFリバウンド記事に関心があろう。そう考えるのはいたって自然、無理はない。しかし、それだけではダメなのだ。理由は、原稿16「スキルを磨く上で心すべきこと」に書いてある(ブログ配信 R3.6.15)。 https://saschool-blog.com/?p=1472 他にいくつも、ポジションごと必要性の高いと思われるスキルがある。R3.4.12アップした原稿「PGの生命線-視野を考える-」などもその一つ。でも、PG以外は読まなくていいのか、それは大間違いだ。 https://saschool-blog.com/?p=1191
リトル向けを意識して書く記事もある。普通に考えれば、ジュニア中級以上には無用であろう。しかし、よく読んでみると、「な~るほど」というような文に出合うことも少なくないはず。なぜって、ファンダは誰にとっても必要だから……。
私としては、トータルバランスを考えた育成を常に念頭に置いている。また、叶うかどうかは別として、いつだって最高峰のスキル目指しドリルしている。あらゆる記事が重要、どこをクローズアップしているかの違いである。S.A.で活動してる生徒・保護者、ブログ訪問してくれる皆さん、できうる限りの情熱を注いでほしい。そして、高みを極めんことを願っている。
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