デイリー配信  超スマート社会の始まり

第4次産業革命の時代   R4.7.12 LINE新着配信

最近ますます、横文字それも省略形が多く目につきます。爺さんも付いてくの大変です。ITやJKくらいならわかりますが……。でも、皆さん「頭痛い」「わけわかんない」なんて言ってられませんよ。今日はそんな話です。*産業の分類等知りたい方は、3.4.17配信「年収数千万円、大きく変わる農業」を見てください。

産業革命って誰もが聞いたことありますよねえ。元は、18世紀後半、イギリスで始まった産業の大発展と社会の大きな変化を言います。産業の工業化が中心であり、工場に機械が導入され、物作りが手作業から機械へとバトンタッチされたんです。今では想像するのも難しいかもですね。蒸気力の利用も大変化。鉄道や蒸気船など交通にも大変革が……。現在から見れば大昔の出来事で、なんてことはないでしょうが、当時はまさに新時代到来だったんです。

第2次産業革命とは?19世紀後半から20世紀初頭での産業の変革です。イギリスで始まった産業革命が全世界に広がっていく段階で、化学・石油・電気などのエネルギー革新も大きくなりました。とりわけ、電力の導入が消費財の大量生産を可能にしたんです。そして迎えた第3次産業革命。20世紀後半から(特に1970年代)、工場の機械が自動化され、より効率的に量産できるようになりました。そう、コンピューターの登場。コンピューターの力で作業の自動化が大いに進んだのです。もちろん工場生産だけじゃありません。インターネットの発達・ICT(情報通信技術)の普及・電子エネルギー活用、これら全てを含みます。それは私が生きてきた時代そのものですねえ。

最後が、第4次産業革命。今まさにその時代へ踏み込んできた所です。IoT(インターネットof Things)AI(人工知能)を用いることで起こる社会の革新。IoTは、「モノのインターネット」と呼ばれます。あらゆる物がインターネット上で繋がります。製造業を例に取れば、情報のやりとり(客の要求は○×だ、△■の需要じゅようが減少、…県へ配送中3時間で届く、だとか)をすることで、相互に生産や流通を制御するシステムが出来るのです。詳しくわかりませんが、そんな感じなのでしょう?製造業にこだわらねば、IoTの範囲ってバカ広いです。これまでは、インターネットで繋がってたのは、パソコンやタブレット、スマホなどの通信機器が中心でした。今後は、あらゆる物にセンサーを取り付けることで、それらが勝手に情報データを送るんだそうです。例えば、玄関ドアが「鍵かけ忘れてます」、給湯システムが「故障の危険があります」、庭の植物が「水をください」(土中にセンサーとか埋めるんですかね。水分量データなど送るのかも)、ペットの犬が「今隣のおばさんち」なんて具合に、一人で勝手にネットへ情報を送信、これらを私達は離れた場所で聞けるのです。物理的な物だけじゃなく、交通状況、自然現象、個人の健康管理などにも使えるらしいですね。相当広範囲の活用が期待されてるようです。

人工知能を搭載とうさいしたコンピューターなら、人が操作しなくても自ら学習・判断し動くシステムを確立できます。かつて処理しきれなかった大量のデータ処理、3Dプリンター、仮想現実、バイオテクノロジーなど、次々斬新ざんしんな技術が生まれています。身近な話題では自動運転自動車、空き部屋や駐車場を貸与するシェアリングサービスなどです。3.1.21配信「幻想飛行、……」も一例かなと。

利点として考えられるのは、作業の効率化、商品の品質改善、少子化による働き手不足解消・重労働からの解放、人の健康や安全管理、サブスクのようなレンタルサービス、デジタルコンテンツの利用、資産運用や融資の低ハードル化など、様々言われます。一方で、AIやロボット活用により、労働が機械に取って代わられる可能性は高くなります。比較的スキルの必要のない一部の製造、販売、サービスなどの仕事に加え、機械には無理とされていた人事管理、資産運用、健康診断などのハイスキルの仕事についても、その一部が代替だいたいされると言われます。自動車業界も、100年に1度の変革期だとか。具体的変化がはっきり現れるのは、これからでしょうね。まあ、無関心ではいられない歴史の転換点かなあと……。R3.7.6配信「IT・ロボットの深化、人の情感」も、是非合わせてご覧ください。私ももっと勉強しなくちゃです。https://saschool-blog.com/?p=1610

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