気功という不思議エネルギー R3.6.8 LINE新着配信
気功って聞いたことあるでしょう。でも、何だかわからないという人が大半です。私も随分昔から知ってますが、今ひとつピンときません。そもそも科学的分析を好む私としては、「よく得体の知れない物」について、心底から認めるのは難しいんです(信じてないという意味ではないですが)。そう断りを入れた上で、この東洋の不思議にアプローチしてみます。
気功は、中国4000年の健康法です。「気」は元気、病気、気持ち、などをいいます。生命エネルギー・宇宙エネルギーとも表されますが、その実態は解明されていません。ただ、科学的には低周波波動の性格を持っているようです。気功術をやるセラピストの友人がいます。過去何回か、彼の治療を見ました。気を集中し患者に流し込みます。すると不思議なことに、すぐもしくは短期間で治癒するんです。
中国三大武術の代表格「少林拳」。何度も映画化され、TV放映もあったので一度くらい見た方が多いんじゃないでしょうか?めまぐるしい速さで尋常ならぬ技が繰り出されます。映画用の作り物と思ってませんか?そういうこともあるでしょう。しかし、多くは実在する技術です。中国武術は現在でも400以上の流派があるといいます。そして形こそ違えど、根底を流れるものは気功なのです。両手の人差し指2本だけで逆立ちするなんて信じられますか?体重100kg近い筋骨隆々の拳士を数人で宙に持ち上げ、切っ先鋭い4本の槍を胸や腹に突き立てます。そのまま、持ち上げた人達はそっと手を離すんです。4本の槍は拳士の身体を支えます。突き刺さることもなくです。昔流行った漫画「北斗の拳」。その中で拳四郎が「おまえはすでに死んでいる」といった決め台詞。北斗神拳は、人体を内部から破壊することを極意とする一撃必殺の拳法だという設定でした。これも中国拳法の気功術が元であり、実際似たような拳(記憶定かでないですが、形意拳かな?八卦掌かも?)があるようです。
気功は体内の気を巡らせ、宇宙、大地、樹木など外部の気も取り入れるといいます。そして、病気の予防、治療、寿命を伸ばす効果があるとも……。凡人の理解を越えた世界です。
世の中には、まだ解明されてないものがいっぱいある。我々の常識を越える現象について、認めがたい人が多いだろう。でもそれは、人の無知・傲慢なのかも……。スポーツの世界でも、「ゾーン」という語がある。集中力が高まり周囲の景色が消え、感覚だけが研ぎ澄まされて、プレイに没入する特殊な意識状態。当然、期待以上の結果を出すことが可能だ。「気功術」は、ゾーン状態を意識的に作り出せるもの、という考えはおかしいだろうか? バスケの超一流を目指すのにも、関係ありそうだね。
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