停電を回避できる自動車の話 R3.5.13 LINE新着配信
今日は自動車の話です。「停電と何の関係があるの?」と思われるでしょうが、大いに関係あるんです。まあ、読んでください。現在、自動車の動力は大きく4種類です。今まで最もなじみのあるガソリン車系、電気で動くEV車(電気自動車)、その二つを状況に応じ上手く使い分けるHV車(ハイブリッド車)、前回ブログで紹介した水素と酸素で電気を作るFCV車(燃料電池車)です。
EV車は元々、電気を蓄えてるので、それを家庭用の電気として利用可能というのが売りの一つでした。意外と知られてないのがその他の車です。ガソリン車は無理ですが、他の2種も外部給電機能を持ったタイプが、販売されてます。それも標準装備です。仮に、オプション購入でも、4~5万円程度といいます。さて、肝心の給電能力はどれほどなのでしょう?例えば、HV車のガソリンを満タンにし、充電も完全満杯にすると、一般家庭では4日分の電気をまかなえるそうです。ただし、一度に使用できる限度は、現在1500Wまでです。しかし、これなら、被害状況の深刻な停電でも、ある程度耐えられます。家庭用発電機という手段もありますが、何せ音がうるさい。我慢の限界を超えると聞いてます。しかも、少し高性能なのは数十万円するようですよ。新車購入を検討中の皆さん、是非参考にしてください。メーカーのWebに、クルマ給電ページ等があるでしょう。一度見るといいかもしれません。
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