残したい名曲の数々 R7.1.2.LINE新着配信
ラインで配信したように、Z世代(1996~2012年頃の誕生)の若者達に、絶大な支持を受けている日本のシティポップス。1980年前後中心に流行したナンバーです。これは全世界的な傾向で、半端ないブームなんだとか。当然日本でも似たような傾向はあります。平成初期生まれの人達も含め、昭和の歌が好まれているんです。「アラフィフ」の皆さんは、一部オンタイムで聞いてた世代ですが、ギャップのあるジェネレーションに広がってるのは大変興味深いですねえ。竹内マリア・八神純子、オメガトライブ、そして私には何といっても山下達郎。あるインタビューの中で、カラオケ大好き平成世代3人組が、近年話題の泰葉「フライディ・チャイナタウン」、久保田早紀「異邦人」について、「昭和とは意識せずにカッコいい曲と思っていました」と口を揃えたのです。ブン爺はコテコテの昭和人、平成生まれのメンバーとは明らかな年齢差。しかしながら、こういう話を聞くと、名曲だという感覚を共有できる瞬間があることに心が弾みます。昭和楽曲を通じ、世代を超えたコミュニケーションをとれるんですね。
カラオケ好きの平成世代が昭和の楽曲に魅了されるのはなぜなんでしょう?彼らの答えを以下に記載します。
「歌いやすい、覚えやすい、みんなと共有しやすい。私たちはバブルを経験していないし、リーマンショックもあり、全体にいい思い出がありません。けれど、昭和の楽曲には夢を見ているかのようなワクワク感があります」
「歌詞や歌い方、編曲のいずれもストレートで、とても理解しやすい。最近の曲は、1番と2番とで曲調がガラッと変わるのも多いですから、歌いにくいんですよ。あと、今は男性ならキー高め、女性ならキュートに、と歌い方がだいたい決まっていますが、当時はみなさん、歌声が個性的ですよね」
「上位にある昭和楽曲は、どれも歌詞やメロディーが素晴らしいので、半永久的に残っていく気がしました」
平成世代にとってのカラオケは、“みんなと共有し、楽しみたい”という要素がいっそう強く、その点で、「覚えやすく忘れにくい」という昭和楽曲自体の魅力が高く評価されてるのかもしれません。音楽事務所やレコード会社には、その貴重な財産を、リバイバルやカバーなどで継続的に語り継いでほしいですね。
素敵な曲はいっぱいありますが、これを是非勧めます。https://youtu.be/pqobRu9aR3M?si=IBueoKdcYjn8ZIqA カーオーディオやヘッドフォン音楽が発展し、若者達により、シティポップスがリゾートへと持ち出されていった頃。時代を代表するシンガー 山下達郎「SPARKLE」1982年発表の名曲ですが、見応え抜群の Music Videoとして蘇りました。昭和を堪能してください。
2024紅白歌合戦、昭和100年を記念してか、昭和のシンガーが多く出場したわ。あるメディアが実施した人気歌手ランキング、5万7000票近くの投票数。これほど総数が多ければ、ある程度妥当な傾向が出そう。そこで発表された内容を説明するわね。上位30名が出てたんだけど、概ね若い人達とベテラン・老人組の比率は似てたわ。10位内にも、藤井風・米津玄師・ミセス・TXTなどZ世代アーティストが5組、演歌の氷川、老シンガーの玉置・GLAYらが並んだのね。そして、2位に選ばれたのがアルフィー7369票、1位はあらゆるメディア記事で絶賛されたB’z 8889票でした。投票者全員の3~4人に1人が、この老人グループ2つのどちらかに票を入れた計算になります。B’zの動画再生数(NHK公式YouTubeチャンネル)は、5日間で、「ultra soul」650万回、「LOVE PHANTOM」230万回と、上位独占だったみたい。THE ALFEEにも若い人達からSNSへ賛辞が多く寄せられ、とても70歳の歌声じゃない、衝撃的だったという感想が目立ちましたわ。どうしてこのような結果が出たのかわからないんですが、若い世代にも昔の曲が好まれているのは事実でしょうねえ。
紅白の結果を受けて、もう1曲アップしようと考えた。B’zは既に再生数半端じゃないんで、アルフィーで行こう。ブン爺の最も好きな1曲、「サファイアの瞳」爺さん今でもたまに歌う。https://youtu.be/7JdGPyGAAv4?si=luE_v1Z1efAATlKl 1987年発売、オリコンシングルチャート1位。是非聞いてほしいなあ。
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