年越しに思う R6.12.31 LINE新着配信
晦日はいつもセンチメンタル、中でも今年は特別といえます。開校8年の間に何人もの卒業生があり、Jrウインターの全国優秀選手、県選抜選手も出ました。しかし、数年間の在籍後、よんどころない事情で退校したんです、みんな。どんなに上達しても、中退はやはり虚しいもの。そんな中 R6年度3月には、女子3名が高校卒業を迎えます。一区切りまで続けた初の本物卒業生達。そして、卒業後もスクールに通う予定です。S.A.に入校したのは小学校卒業前後、早6年となります。ここまで一緒に歩んできた実感は、半端なく大きいですね。彼女らがスクールに残した功績は、とても一言では語れません。練習自体の屋台骨であり、その姿を見て、目標にした生徒達がどれほどいたことか。振り返れば、あまたの想い出が湧出してきます。
また、今年度の中学3年生は、男子8人女子2人、総勢10名です。これまた嘗て経験のない人数。みんな県レベルの力を蓄え、多くの結果を出してくれました。高校生達男女7人の遺産を受け継ぎ、スクールの盛り上がりに多大な貢献をしたのです。中バス1.2年生・ミニバス生への影響力は大きく、あたかも1つのチームのごとき先輩後輩の繋がりさえ感じます。そして現在の所、10名全員が高校でもバスケを続ける意向です。
小学生も、男子4人女子3人が卒業を迎えます。進路を真剣に考えていますよ、ミニ生達。ブン爺とも幾度となく相談をしました。そして、他の生徒達は全員1個進級、責任も重くなるでしょう。
1年が終えるというのはそういうことなんです。公立に進み強いチームにしたい、強豪私立で活躍したい、クラブのハイレベルに身を置きたい、現在所属チームの強化・去就、県外への新たな挑戦など、多種多様な道が広がっています。2025年は過去最大の変化が起きそう……。そして選択肢が多いのは、とりもなおさず、生徒諸君の実力の高まりを表してます。「うぬぼれは人をダメにする」けど、「積み上げてきた確かな成果」には自信を持ちなさい。
数年前には、単なる夢にしか過ぎなかった「S.A.流 QSJ」のブログ掲載。そんな現実が、スクール活動の充実・発展を物語ってます。これからも、NBAで通用しそうなスキルをたくさん伝えていきましょう。それがブン爺の望みであり、ライフワークでもあるんです。生徒達は、卒業しても上級生の重みは変わらないし、活動をリードし続けてほしいと願います。高2を迎える男子諸君の活躍も大きな楽しみ。そして、下級生・リトル生は、あせることなく真摯に練習へ取り組むんです。
必ずや、全員にさらなる飛躍の時が来る、そういう確信を胸に……。
行く年来る年の狭間にて 古稀の去来
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