過去からの教えを未来へ R3.3.11
東日本大震災、2011年3月11日(金) 14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震による災害および福島第一原子力発電所事故による災害。今日でちょうど10年、スクール生ほとんどは乳幼児でした。NHKがヘリから撮影した映像を改めて視聴したのですが、凄まじいの一言。デイアフタートゥモロウという環境破壊の映画が以前ヒットしましたが、まさにその実写版でした。普通車・トラック・トレーラー・船舶・民家・ビルまでが、おもちゃのごとく流されていき、なすすべもない人々。人の持つ力は信じてますが、自然の猛威の前でいかに人が無力かを、今再び知らされました。
安っぽい同情はかえって無礼かとも思いつつ、何かせずにいられない衝動に駆られ、急遽、ブログを書き始めました。
現地では発生時刻に合わせ、黙祷が捧げられました。まだ、爪痕が完全に消えたわけじゃないでしょう。それでも、多くの方々の努力で現在の姿まで回復してきました。私などにはおよそわからない苦難の歩みだったろうと思います。「想定外の津波」「原子の力を押さえ込める」など、人の思い上がり部分もあったでしょう。この10年を全部まとめ、考え直してみる必要があります。風化は避けねばなりません。「教えを伝え、未来の備えに資する」、それこそが人間の英知です。この節目の時、子達に伝えることがありそうです。
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