危険な生物 R8.8.29 LINE新着配信
全国に広がってしまった外来生物のセアカゴケグモ。もとはオーストラリアに生息するという毒グモで、体長は4~10mm程度。1995年に日本で初めて定着が確認、現在は全国に広がっています。もともと温かいところのクモなので、東日本よりも西日本のほうが多く、なかでも愛知県や三重県など、特に目立つ地域とのこと。(野外における危険生物対策研究や指導の専門家の話)
クルマにくっついて移動しているとされ、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、一般道の駐車場などで多く見られる傾向があります。植え込みの中や自動販売機、ブロック、カラーコーンの下など、狭い隙間に巣を張って暮らし、黒い体に赤い模様をもつメスのみが毒を持っています。しかし、性格はかなり臆病で、向こうから近寄ってきて咬むことはなく、事故が起きるのは、たとえばプランターの持ち手の裏にいて、気づかずに手を入れたときなどだそうです。毒は神経毒で、咬まれると徐々に痛みが増す傾向があります。咬まれたら絞りながら水洗いし、抗ヒスタミン軟膏を塗って、腫れがひどければ冷やし、その後近くの病院に行きます。ほとんどの場合は回復します。
危険な生物は、他にも結構いますよね。ヒアリ・マダニなどですが、出会いが多いのは、「ハチ」でしょうか。スズメハチが最も攻撃的になるのは7~10月頃、タイムリーなので話題を取り上げてみます。
オオスズメバチを間近で見たことありますか?多くの人はないでしょう。本当にデカいですよ。大人の親指くらいあります。かなり怖いです。ブン爺は、飛んでるのも、寒くなって死期が近づき地面に落ちてるのも見たことあります。ハチの針は産卵管が変化したもので、メスのみが持っています。巣作りや餌集めする働き蜂は雌なんです。スズメバチは体が比較的大きいだけに毒量が多く、刺されるとかなり痛いし衝撃的です。ただし、毒そのものが人の致死量に達するには、相当大量にハチが必要なので、通常は毒のみで死亡はしません。ハチによる死亡原因の多くは、体が過剰に反応する「アナフィラキシーショック」によるものです。アナフィラキシーショックとは、アレルギー性の重い全身性症状。息が苦しくなったりめまいがしたりと、刺されたところ以外に症状が表れます。症状が出るかどうかは人によります。初めて刺された人よりも、2回目以降の人のほうが起こる可能性が高いですが、初めてでも油断は禁物です。刺されてから主に30~60分以内に表れるといいます。
ハチについて注意すべき3つのポイントは「色」「動き」「匂い」しかし、何事もそうですが、情報が一人歩きします。例えば、「黒い服を攻撃する」間違いじゃないらしいんですが、黒を見て怒るのではなく、攻撃モードになったときやられやすいというみたいですね。また、「ハチを振り払う」に関しては、大きく素早い動きをしないほうが安全です。体を小さくする、ゆっくり後ずさりをするのがよいでしょう。一番問題なのは巣からの距離。それによりハチの行動パターンは変わります。巣が遠ければ、振り払ってもハチは気にしないことも多いです。人間だって、知らない人が家の周囲をうろついたり、でかい音を出したりしたら、恐怖や怒りを感じますよね。ハチにとっても同じです。彼らの生活圏では、謙虚に行動することが互いの安全につながります。ただし、巣が近いか遠いか判断できないことも多いはず。もし、たくさんのハチが出てきて刺された場合は巣が近いので、そうなると走ってでも逃げるしかありません「お~、恐」。匂いにもかなり敏感です。ハチは仲間とフェロモン(匂い)でコミュニケーションを取るので、酒、シャンプー、香水など匂いの強いものを気にしやすく、弁当などにも近づいてくる可能性があります。一般的には、自分から飛び去るまで待つのが安全ですが、じっと待ってるのも怖いですよね。もし頻繁に来るなら巣が近い可能性があるので、場所を変えるのが無難です。
最後に刺されたときの対応です。ハチの毒は水溶性。まず安全な場所に避難し、流水で傷口を絞り洗いします。水洗いは冷却も兼ねるので、時間をかけてしっかり洗ってください。洗ったら抗ヒスタミン軟膏を塗ります。冷やすことで痛みや腫れが緩和されるので、保冷剤などで冷却するといいです。その後、様子を見て、全身症状が見られるようであれば病院へ行きましょう。
山間部だけの問題ではありません。オオスズメバチは珍しいかもですが、スズメバチの種類は多く、アシナガバチなどはなおのことよく見かけます。むろん都市部でも。もし、あなたの家へハチがよく訪問するようになったら、巣作りの危険性が高いので、軒下等要確認です。アシナガなど、巣が小さいうちは、個人で駆除スプレーを使った撤去が可能ですが、危険はあるので十分注意を。スズメバチでさえ、5月頃なら巣作りの住人は「女王バチ1匹」だそうです。でも、6月を超えると一気に働き蜂が育ち、大変危険。絶対に手を出さないようにしましょう。普通、スズメバチの巣は役所が無料で撤去してくれます。
練習生原稿151「クロスステップの効率的ドリル」 Sugi Academy R8.1.8
繰り返しになるが、S.A.では「クロスステップ」を積極的に勧めていない。クロスの持つ本質的欠陥「出足1~2歩が遅れる」「切り返しやストップジャンパーに脆い」が理由である。*2021.6.22ブログ参照 だが、実際のゲーム場面(特にボールキャリー)において、クロスステップなしで守り切るのは無理であろう。だから、リスクの理解に立った上で、どのように使用するかという視点を持たねばならない。今日はそこを中心に解説する。
クロスステップの速さを決定する要素は何だろう? 2つポイントがあるんだ。1つは、追いかける時の足移動の滑らかさ。観察すれば分かるが、ほぼ身体が垂直なまま追う人、進行方向へ上手く傾斜して走れる人、タイプは2つ。もちろん後者の方が速い。体重移動が出来てるからこそ、足の動きも速くなる。クロスの速い人は自然にこれをやっている。マスターせよ。
2つめが問題だ。それは「右→左、左→右」という方向の切り返し部分。ここでは走る動作を一旦やめねばならない。方向転換するから当たり前、しかしスピードは極端に失われる。「失うスピード」を最小にするためどうやればいい?目指すボディコントロールは「細かな運足」である。次の図を見てほしい。 左足は黄緑、右足はピンク

さてそこでの運足(足の運び方)は、どうやるのか? これ、おそらく人によりバラバラなんじゃないか、大まかには一緒でも細部はそれぞれ。何にも考えずやってる人が多いだろう。余り推奨しないクロスとはいえ、ファンダ重視のS.A.としては放置も出来ない。一応指針を出しておこう。4番目の足以降を説明する。

3のステップで切り返しに気づけば、4の足で強くブレーキを掛け止まるのが普通だ。そして、身体を捻りながら5のようにスイングする。そこから6の左クロスステップが始まる。全速クロスを急ブレーキ掛けて止まり、即スイングする。鍛えた生徒はむろん出来るが、運動方向の変換はかなり難しい。
右斜め方向への運動を一気に停止し、捻れた状態のまま大きく角度を変える。運動ロスが起きドリブルに置いてかれやすい理屈が分かったろう。そこ承知の上で、もう少し効率的なムーブメントを考えてみたい。スクールではクロス殆ど教えてないので「S.A.流」と呼べないかもしれないが、Bun爺が若い頃使っていた運足であり、30歳代では自チームに教えていた。

普通のストップと違うのは、3の足で強いブレーキを掛けること。4は大きく踏みこまず、右4・左5の順で「トントン」と床をタップするような感じである。3の大きく強くを意識すれば、案外うまくいく、上下方向に力の転換をするので身体が流れるのを減ずることができ、6の左クロスへも入りやすい。ボディバランスの安定感は絶対的に必要だがね。

このステップ切り替え法を「タップチェンジ」と呼ぶことにしよう。通常と比べて速さの利を提示したが、実はもう一つメリットがある。左図中のドリブラーの進路を見てくれ。紫線 で延長してみた。DEFがかなりタイトに追えてるのが分かる。通常のスイング型クロスより距離を詰めやすく、ストップジャンパーなどにプレッシャーを掛けやすいぞ。
クロス連続切り替えのスピードアップを目指してる選手は、「タップチェンジクロス」試してみてほしい。

この記事で伝えたかったのは、クロスステップを連続使用し切り返す場合のやり方だ。セットプレイにおける1:1DEFでは、可能な限りスライドを磨き使用する、そのことは忘れてならない。クロスステップを有効に使う場面は、オールコートのキャリーDEFにある。ドリブルがトップスピードになりやすいため、スライドだけで追うのはつらい。それでクロスを使用するのだが、スライドと組み合わせて活用すると、さらに安定したDEFを期待できる。スクール生 中学1年 NのDEF動画をアップした。男子中学生相手に奮闘してる。参考にすると良いだろう。 *動画で紹介してるDEFに似た、ワンランク上のスキルがある。「ラングライド」という聞き慣れない技術だが、これはまた改めて……。
黄8の生徒だ。動き出しでしっかりスライドを数回踏み、出遅れを回避したところでクロスステップに切り替え加速を得ている。そしてストップ時には、再度スライドステップを使って止まり、コースへ滑り込むように間を詰めてプレッシャーを掛けている。そこでOFFがドリブルチェンジすると、即座に「スイングスライド」で対応、出足の遅いクロスステップ(スイングクロス)を使っていない。 *クロスステップの欠陥 https://saschool-blog.com/?p=1517 そしてまた3回ほどスライドし、スピードがついた段階でクロスへと切り替えてるのだ。僅か1ヶ所のみ小さく無駄足を踏んだが、トータルすれば大変良くDEFできている。こういうキャリーDEFされると、ドリブラーはとてもストレスが溜まる。「DEFで攻める」それを実行している。激しいDEFは、へたなOFFよりよほど効果的である。
「セットプレイの中では、クロスステップの使用を可能な限り避ける」これは、S.A.におけるDEFの中心的考え方だ。クロスを使うのが絶対ダメというのじゃないが、ゴールまでの短い距離における1:1では、0.1秒の遅れが命取りになる。それゆえ、出だしの遅いクロスを極力排除するのである。念のため付加しておく。

でも俺、スライド遅いんだよなあ、ついて行けないからすぐクロスステップ踏んじゃうんだ。「だから練習するんだろ、スライド」ってコーチに叱られた。コーチは、スライドで守り切れる限界を徹底的に高めることが「世界基準のオフェンスにも繋がる」って、しょっちゅう言ってるなあ。


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